すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

取り出すための言語化

2008年04月07日 | 読書
 自分の経験から言うと、五感はいったん言葉に変換しないと記憶できない

 ビジネス誌に載っていたソムリエ田崎真也の言葉である。
 
 もちろん私たちは全てを言語化して生きているわけではないが、知識とは言語であり、よりたくさんの知識を得ることはよりたくさんの言葉を知ると同じとも言える。
 言葉では表現できないような感覚、といった言い方があるが、そういったものこそあえて言葉で表現する…文字で書く、人に話すといった過程で、自分の受け取った感覚をより鮮明に脳に位置づけることができるのではないか。

 つまり、取り出すための言語化。
 言語によって整理が可能になる。

 その手始めが、メモであったりノートであったりすることに改めて気づかされる。