すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

知が動き出す場

2008年04月04日 | 雑記帳
 クイズ番組を見るのが好きだが、入院したときに一人でそんな番組を見ても全然つまらなかった

 ある式の挨拶で、某氏が言われた一言である。
 確かに知的好奇心、知的欲求でそうした内容の番組をみることもあるのだろうけど、それ以上にそこに他者もいて、解答を考えあったり、正解を知っていることを少し自慢してみたり、競ったりするからこそ、番組の価値が出てくるように思う。
 
 少し大げさに言えば、知は他者の存在抜きに活性化しない…教室での授業はまさしく知を活性化させる具体的な場面であることがある。
 教師の働きかけは全体に向ける問いであり、それに対応する子どもの声や動きを組織していくことだと、今さらながらに思う。

 新年度の教室に、子どもらの声が帰ってくる。