すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

こりゃあ、つかえますぜえ

2010年12月08日 | 読書
 『もっと声に出して笑える日本語』(立川談四楼 光文社知恵の森文庫)

 面白い。
 「もっと」でわかるが、第二弾である。
 「もっと」のつかない本をアマゾンで注文しているのでもうすぐ届くだろう。楽しみである。

 いわば、落語のマクラのネタになりそうな、言い間違い、シャレ、流行語、名台詞、迷台詞、変な看板、珍回答…などなどが並べられている。

 まあ、いくつか前から知っているものもあったが、改めてその面白さに気づくこともできた。
 また、学級担任でもしていれば、クイズ的に出して楽しくウケルものも結構あるように思う。例えば

 「海海海海海」と書いてなんと読むか

 味噌汁のことをオミオツケというが、どう書くか

 かつて仙台藩の兵士は弱く「どんごり」と蔑まれた。その意味は?
 

 (正解は「あいうえお」「御御御付け」「大砲がドンとなると五里逃げたから」)

 どうだろう。
 意外だし、教材としての発展性もある気がする。解説をしていく時にさらに考えさせられる、別の問いにつながっていくという意味で…。

 ネタの数が豊富なので使えそうなのはいいが、使う場や使い方を考えないとなあ、ともうその気になっている。