すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

踊るお菓子のヒミツ

2017年06月10日 | 雑記帳
 知り合いの方から、お菓子をいただいた。
 初めて見る、名前も初めて聞くモノである。
 が、あの「じゃがポックル」系だなと、すぐにわかった。



 ほおうっ、これはこれは。

 なんと、じゃがポックルの製造過程で出る小さな部分を利用したものらしい。
 さらに、四つのパウダーについていて、自分で「混ぜ混ぜ」しながら(シャカシャカふると書いている)完成させるようである。

 パウダーは全部で四つ。
 「ほたてしお味」「焼きとうきび味」
 「スープカレー味」「黒みつきなこ味」

 四つ目が少し不気味だが…これは楽しめそうじゃないですか!

 おやつというより、ビール党の我が家であれば夕餉の食卓がお似合いだろう。

 ということで、ビールを注ぎつつ
 「じゃがリムセ」を開封、焼きとうきび味のパウダーを入れてシャカシャカ
 こんな感じです。



 いいですねえ。
 黒みつも甘さは感じるけれど、それなりに塩味とマッチして手が進む。

 食べながら、このお菓子は、たべびとの考える「商品開発要素」を備えているなあとつくづく思った。

 一つは「始末」
 人気商品「じゃがポックル」の切れ端部分を使っているということ。

 次に「比較・選択」
 四つの味が楽しめる。食べ比べも分け合いも可能であること。

 そして「参加」
 パウダーを開けて袋に入れて、自分の手で完成させる手間を取り入れたこと。

 なかなか優れもののこのお菓子。
 検索をかけたら、北海道で期間限定発売ものらしい。
 通販では無理のようである。

 この「レア感」もたまらなく、一層美味しく感じる。

 ちなみに、「リムセ」とはアイヌ語で「踊る」意味と書いてあった。
 まあ、踊りだすほどの…とまではいきませんが、シャカシャカ楽しいことは確かです。