受験生雑感 【彼女はデリケート~She is so delicate.~】 vol.16
こんにちは、ぶうこですw(*^(oo)^*)w
調和を愛する天秤座、アラフォー未婚、受験暦3回。
コラムのタイトルは、佐野元春の往年のヒット曲から拝借しました。
不定期にて、受験生のデリケートな日々、雑感を綴らせていただいております。
☆☆======================================================☆☆
先日、患者さんから前代未聞の問い合わせがあった。
(わたしは、調剤薬局で勤務している)
「あのね~、お通じのね、座薬をもらったんだけど、言われたとおりに
今、味噌汁に入れてみたんだけど、何かへんな色でドロ~ッと溶けて、
気持ち悪いのよぉ~。コレは本当に、このまま飲んでいいのかねえ?」
「えっ?味噌汁?・・・ええっっっ???いやいやだめです、ちがいます!!」
朝イチで掃除中にかかってきた電話を受けたわたしの応答を聞いていて、
「お薬の問い合わせはマチガイがあるといけないので、替わってください!!」
と叫びながら、モップを投げ出し飛んできた小姑くん。
(「小姑くん」を知らない方は、【受験生雑感 vol.14】を参照してください)
わたしから受話器を奪いとったものの、患者さんから話を聞くと、
「えっ?味噌汁?・・・ええっっっ???いやいやいやそれはちがいます!!」
・・・なんだよ、わたしとリアクションが変わらないじゃん。
普段はわたしも、薬の問い合わせには答えずに、すぐに薬剤師さんに替わるように
しているけれど、座薬入りの味噌汁を飲むのは断固阻止しなきゃならんと思ったし、
あまりにもびっくりしちゃったのだ。
患者さんからよくよく話を聞いて、病院にも問い合わせてみたところ、どうやら
「お尻に入れる薬」と先生が言ったのを、「お汁に入れる薬」と聞き間違えたのだ
ということがわかった。
しかし、間違うかね・・・(汗)。
そういえば、敬老の日に孫が泊まりにきてくれたのだけれど、
朝、孫が寝ていた布団に毛虫がひっついていて、腰を抜かしそうになった。
倉庫から殺虫剤をとってきて、シューシュー吹きかけていたら、
「おばあちゃん、何してんの?」と、孫が部屋に戻ってきて不思議顔。
毛虫に見えたのは、実は「つけまつ毛」だった、なんていう笑い話も聞いた。
うちは循環器系病院の門前薬局で、ご高齢の患者さんが多く、色々なことがある。
やがて自分も行く道なのだと思いながら、日々、患者さんと接している。
***
試験直前期に休んでいたアルバイトを再開し、ダブルワーク生活に戻った。
アルバイトとはいえ1か月も休むと、若干、居場所が無くなった感が。
当たり前だ。
自分がいない間も、バイト先の業務は滞りなく動いているのだから。
ふと思う。
自分でなくちゃ出来ない仕事って、あるのだろうかって。
芸能人みたいに、キャラクターそのものが業務と切り離せない場合はともかく、
本当に「その人でなくては駄目だ」という仕事は、世の中にそうそう無いように思う。
でも、誰でも出来る仕事なのだけれど、あえてこの人に頼みたいっていうこと、
それはあるだろう。
そう思ってもらうためには、仕事が丁寧だとか、頼みごとを気持ち良く引き受けて
くれるとか、言わなくても気を利かせて何かしておいてくれるとか。
そういうプラスアルファ、付加価値みたいなものが必要なのだと思う。
資格を取得することも、もちろん付加価値のひとつになり得るだろう。
でも、資格を取得したから、それだけですぐに人生バラ色なんてことにはならない。
勉強を始めてすぐの頃、ネット上で、開業社労士の方々が、
「苦労して資格を取っても、社労士だけでは食べていけない」
「判断を誤った」
などと書かれているのを見て、ひどくショックを受けたことがある。
でも、現実に社労士だけで生活している方もたくさんいるのだし、
別に、社労士だけで食べていかなくちゃいけない、という決まりはないのだし、
第一、受験生もたくさん見にくるサイトで、
「判断を誤った」なんて、ぐちゃぐちゃ書いているような人は、
何をやっても食べていけず、判断を誤ってばかりいるのだろう、と思い直した。
資格をどうやって活かしていくか。
合格後のビジョン。
考えよう。
発表前のこの時期は、心情も複雑だけれど。
合格してもしなくても、勉強は、続く。
(記:10月8日)
こんにちは、ぶうこですw(*^(oo)^*)w
調和を愛する天秤座、アラフォー未婚、受験暦3回。
コラムのタイトルは、佐野元春の往年のヒット曲から拝借しました。
不定期にて、受験生のデリケートな日々、雑感を綴らせていただいております。
☆☆======================================================☆☆
先日、患者さんから前代未聞の問い合わせがあった。
(わたしは、調剤薬局で勤務している)
「あのね~、お通じのね、座薬をもらったんだけど、言われたとおりに
今、味噌汁に入れてみたんだけど、何かへんな色でドロ~ッと溶けて、
気持ち悪いのよぉ~。コレは本当に、このまま飲んでいいのかねえ?」
「えっ?味噌汁?・・・ええっっっ???いやいやだめです、ちがいます!!」
朝イチで掃除中にかかってきた電話を受けたわたしの応答を聞いていて、
「お薬の問い合わせはマチガイがあるといけないので、替わってください!!」
と叫びながら、モップを投げ出し飛んできた小姑くん。
(「小姑くん」を知らない方は、【受験生雑感 vol.14】を参照してください)
わたしから受話器を奪いとったものの、患者さんから話を聞くと、
「えっ?味噌汁?・・・ええっっっ???いやいやいやそれはちがいます!!」
・・・なんだよ、わたしとリアクションが変わらないじゃん。
普段はわたしも、薬の問い合わせには答えずに、すぐに薬剤師さんに替わるように
しているけれど、座薬入りの味噌汁を飲むのは断固阻止しなきゃならんと思ったし、
あまりにもびっくりしちゃったのだ。
患者さんからよくよく話を聞いて、病院にも問い合わせてみたところ、どうやら
「お尻に入れる薬」と先生が言ったのを、「お汁に入れる薬」と聞き間違えたのだ
ということがわかった。
しかし、間違うかね・・・(汗)。
そういえば、敬老の日に孫が泊まりにきてくれたのだけれど、
朝、孫が寝ていた布団に毛虫がひっついていて、腰を抜かしそうになった。
倉庫から殺虫剤をとってきて、シューシュー吹きかけていたら、
「おばあちゃん、何してんの?」と、孫が部屋に戻ってきて不思議顔。
毛虫に見えたのは、実は「つけまつ毛」だった、なんていう笑い話も聞いた。
うちは循環器系病院の門前薬局で、ご高齢の患者さんが多く、色々なことがある。
やがて自分も行く道なのだと思いながら、日々、患者さんと接している。
***
試験直前期に休んでいたアルバイトを再開し、ダブルワーク生活に戻った。
アルバイトとはいえ1か月も休むと、若干、居場所が無くなった感が。
当たり前だ。
自分がいない間も、バイト先の業務は滞りなく動いているのだから。
ふと思う。
自分でなくちゃ出来ない仕事って、あるのだろうかって。
芸能人みたいに、キャラクターそのものが業務と切り離せない場合はともかく、
本当に「その人でなくては駄目だ」という仕事は、世の中にそうそう無いように思う。
でも、誰でも出来る仕事なのだけれど、あえてこの人に頼みたいっていうこと、
それはあるだろう。
そう思ってもらうためには、仕事が丁寧だとか、頼みごとを気持ち良く引き受けて
くれるとか、言わなくても気を利かせて何かしておいてくれるとか。
そういうプラスアルファ、付加価値みたいなものが必要なのだと思う。
資格を取得することも、もちろん付加価値のひとつになり得るだろう。
でも、資格を取得したから、それだけですぐに人生バラ色なんてことにはならない。
勉強を始めてすぐの頃、ネット上で、開業社労士の方々が、
「苦労して資格を取っても、社労士だけでは食べていけない」
「判断を誤った」
などと書かれているのを見て、ひどくショックを受けたことがある。
でも、現実に社労士だけで生活している方もたくさんいるのだし、
別に、社労士だけで食べていかなくちゃいけない、という決まりはないのだし、
第一、受験生もたくさん見にくるサイトで、
「判断を誤った」なんて、ぐちゃぐちゃ書いているような人は、
何をやっても食べていけず、判断を誤ってばかりいるのだろう、と思い直した。
資格をどうやって活かしていくか。
合格後のビジョン。
考えよう。
発表前のこの時期は、心情も複雑だけれど。
合格してもしなくても、勉強は、続く。
(記:10月8日)