若い時は、「成功する」ということが大事なことだと思っていませんでした。振り返ってみれば、「成功しなくても死なない」と思っていたのでしょう。不自由無く親の保護を受けて生きていたから、「成功」の意味を知らなかったのですね。最近は「成功すること」は即ち「自己実現」であり、「成功を目指さないこと」はまあ半分死んでいるのと変わらないのではと思うようになりました。「成功」という言葉の意味を通常より広くとらえれば、それは「持続性のある充足感」または「一過性でない幸福」とほぼ同義になります。若いころは、成功は運とかタイミングとかが必要なのだと思っていました。だから若い時には成功しなかったのでしょう。今も成功したと言えるわけでは全然ありませんが。
昨年ある大学の教室を訪れて教授と話をした時、しばらく用事で教授が席をはずされました。教授室で待っている間に机の上においてある小さな四角い木のペーパーウエイトに気がつきました。それは二つの部分を蝶番でとめてあって、開くことができるようになっていたのですが、一番上の部分に「成功の秘訣」と書いてありました。興味を引かれてそれを手に取って開いてみると、中に書いてあったのは、「ハードワーク」でした。10年前の自分だったらふふんと笑っておしまいだったでしょうが、この時は心から共感しました。自分では自分なりに努力してきたつもりだったのですが、それでも「成功した」と自分で感じたことはなかったのです。正しい努力が足りなかったことが身に染みて分かりました。「百醜千拙」には、一生懸命がんばろうと言う意味を込めました。今になって若い時に嫌いだった「頑張る」という言葉が大好きになりました。頑張りましょう。今日は自分に対する励ましです。
昨年ある大学の教室を訪れて教授と話をした時、しばらく用事で教授が席をはずされました。教授室で待っている間に机の上においてある小さな四角い木のペーパーウエイトに気がつきました。それは二つの部分を蝶番でとめてあって、開くことができるようになっていたのですが、一番上の部分に「成功の秘訣」と書いてありました。興味を引かれてそれを手に取って開いてみると、中に書いてあったのは、「ハードワーク」でした。10年前の自分だったらふふんと笑っておしまいだったでしょうが、この時は心から共感しました。自分では自分なりに努力してきたつもりだったのですが、それでも「成功した」と自分で感じたことはなかったのです。正しい努力が足りなかったことが身に染みて分かりました。「百醜千拙」には、一生懸命がんばろうと言う意味を込めました。今になって若い時に嫌いだった「頑張る」という言葉が大好きになりました。頑張りましょう。今日は自分に対する励ましです。
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