ずっと前から長距離走のゴールシーンを観るたびに思うことがある。
近々では箱根駅伝で、タスキを渡した後やゴール後に力を出し切った選手が地面に膝をついて倒れこむシーンに、ああなんたることと思う。
ゴールゾーンでは次々やってくる選手の邪魔にならないよう、係りが助け起こしたり場所移動を促す。
時には香港のデモ隊に対する警察の仕打ちを連想したりして痛々しい。
死ぬほど頑張った選手が、死にそうに喘いで、全身脱力したがっているんだから、思うままに倒れ込ませてやりたいと同情する。
そこで思いつくのが、コマーシャルでよく見る低反発マットを随所に配置して、選手が倒れこんだらそのままマットごと引きずって、次にやってくる選手の妨げにならないようにしたらどうだろうということ。
何枚も用意しておいたらいいじゃないか、倒れそうになったらサッと出すのでもいいし。
サッカーの試合で見る持ち手のある担架を幅広にした低反発マットにしたらなおさら良さそうだ。
低反発マットメーカーから寄付してもらったら良いのではないかと思う。
それに吹き付けるだけで洗濯したと同じと宣伝する殺菌消臭スプレー・メーカーからも製品を提供してもらったら良いのではないかと。