
今年はダメかと思っていたシンビジュームの、葉っぱばかり茂った鉢の真ん中からにょっきり花芽が1本生えていた。
インターネットにはいくらでも育て方、咲かせ方が載っているけれど、いい加減にやってきた。
ただいま3鉢あるのだが、ちゃんと株分けしたら数十鉢になってしまうだろうと思うくらいに株(バルブと言うらしい)が増えている。
その中でたった1本だけ花芽がついたのだけれど、見つけた以上この鉢は外にはおけない。
うちのシンビジュームは2001年にもらったもので、特許のようなものがあって、増やして他人に譲ったりしたら法に触れるというような注意書きが付いていた。
売ったらいけないというのだったか、何しろ厄介な代物で、だから手はかけていないけれど現在に至る。
こちらに住むようになって30年近くになるが、霜が降りることもあれば氷がはることもあり雪が降ることもある。
ここ数年は、降雪もひと冬に2回ほどあるかないかくらいなので外に出しっ放しながら、花芽が見つかったら家に入れる。
過去記事を見ると、2月から4月くらいに咲いている。
地植えしてもよかったのにその地面も猫額には無く、育て方に載っている葉芽花芽の芽掻きを一度もしないままにきたせいでこうなった。
頂き物だし生きているしで捨てるわけにもいかず、そういうぐずぐずでカブトムシの幼虫がいたりメダカがいたりカワムツがいたりするわけだけれど、どうにも仕方がない。