鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

『スカーレット』の関西弁,滋賀弁,信楽方言

2020年01月28日 06時10分40秒 | 言葉の世界

クロガネモチ。かねもちで縁起物だとか。

朝ドラを観ながら、それぞれの俳優が演じる人物のセリフと言い方に感心したり、変だなと思ったり、快不快を感じたりの毎朝。
私は裏日本新潟県から関東は東京と千葉へ、そして関西は大阪と京都へと流れて今に至る。
滋賀県とは縁あって、滋賀県各所出身の方と話す機会があり、信楽で生まれ育った人とも付き合いがあった。
そういう私が(って、言葉に対しての何の専門家でもないけれど)思うに、スカーレットは方言指導が徹底されていて、けっこううまいなぁと。
ヒロイン喜美子の貧しい生まれ育ちと長女でしっかり者の気丈さ優しさのキャラクターがうまく演じられていると思う反面、ガサツさのようなものを感じてがっかりしたりする。
なんか違うような気がしてしまうけれど、生まれ育ちまでもしっかり演技して見事なのかもしれない。
ただ、現在では普通でも、あの時代にその言い方はしなかっただろうという言い回しもあって、違和感多々。
女優の背の高さとか容姿とか表情とか顔つきとかよりも、発音の仕方、発声時の鼻への息の抜け方のようなものに違和感があるのかもしれない。
カモの類は卵から孵ったときに見た対象を親として追いかけるとかなんとか言う。
そのような一瞬で決定されるものではなく、赤ん坊が言葉を覚えていくのは母親からばかりではなく言語環境というような第一段階で発声方法を学んでいくのだろう。
そういうところまで、俳優女優は指導されたり気を配ったりして演技をしているんだろうかなどと思ったりする。
ドラマとは関係ないけれど、桂米團治(桂米朝の息子)の鼻にかかった関西弁(京都弁)は見事に『らしさ』があり滑らかで品がいい。
それとは対象的なキャラクターとしての喜美子なのだろうから仕方ないかとか何とか思いつつ、毎朝8時には必ずテレビの前にいる。
コメント (3)
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