日は改まったけれど、せっかくの題名だから、もう少し遠出の逍遥をしてみようと出かけた。
住宅地を方丈石方面に曲がってすぐの畑に生えている白梅に、穏やかな陽気に浮かれた何匹ものミツバチが飛び回って蜜を吸っていた。
画像の中心付近で花に止まろうとホバリングしているのが紛れもなくニホンミツバチ。
私の飼っているニホンミツバチはいかにおわすか心配でたまらないけれど、十日町市の平均積雪は70センチ余り。
桃も梅も咲いてはいないだろうから、無駄に暖かい日があってもただあてもなく飛び回ったりもしているのではないかと心配になる。
さて久しぶりに方丈石に来てみたら途中の景色が一昨年の台風か、その前の大雨かで道も景色も荒れていた。
有るか無しかの川もある谷の奥だからゆるい勾配を少し山に入るだけだけれど、入り口に用意してある杖からちょうど良さそうなのを選んで拝借した。
山に入るときは、武器にもなる杖がないと安心できない。
方丈石は週一回ほどの見守りはなされているようで、庵が建てられていたと思われる巨石の上には真新しい縁台も設えてあった。
町内会が管理をしているのなら大変でご苦労なことだけれど、ちゃんとした保存会があるのかも知れない。