からになった巣を『からす』というのではないかと思いついた。
漢字で書くなら『空巣』となるはずだけれど、字を見ると『あきす』としか読めなさそう。
『カラスのカラス』というダジャレは使うこともできずに一人遊びのまま不発。
カラスは前の巣を使うことはない。
このことは三箇所の巣の観察でなんとなく解っていた。
果たしてどうかと検索してみると、やはりそのようで巣は使い捨て。
すっかり葉が落ちて丸見えになっている、このカラスの巣もしっかりした造りに見えても、今春の産卵抱卵子育てに利用されることはない。
毎年新たな巣造りをするのは何故だろう。
それよりカラスの子育ては年に1回かな。
集団のねぐらからペアは子育て期間中だけ抜けるのかな。
巣立ち親離れが終わればペアは解消リセットかな。
そうして繁殖期になると、ねぐらの集団から毎年新たなペアが組まれるのかな。
それなら、心機一転、新カップルは古い巣なんぞ使わないはずか。
巣の場所を決める主導権はオスメスどちらにあるのかな。
そんな疑問がいろいろと湧く。
物干しの針金ハンガーを巣材に使うカラスがいて困ったものだという記事を読んだことがある。
洗濯物を盗んで巣に使っていたというのもあって、下着泥棒はカラスだったとかなんとか・・。
カラスは巣造りに空巣を働くというお粗末。