毎年たくさん生って波のない銀杏がすべての葉を落とし、風が吹けば落ちてしまう実がまだ鈴生り。
マユミの実が初冬の寒色風景にひときわ目立っている。
マユミは真弓とも檀とも書くそうで、弓を作るのに最適な材だとか。
子どもの頃に家の周りで見た記憶はなく、その後もこれを見ることはなかった。
誰かが植えたのでも大事にしていたものでもなく、いつの間にか生えたものと思う。
今年は敷地内に3箇所これが目立っている。
大きく育つ前に雪にやられてしまうのか、実が赤くなるまでマユミと気づかないから邪魔な木として折られたりしていたのか。
ツバキの葉裏に白いものがぶら下がっていて、よく見たら蝶だったけれど、羽裏だけなので何蝶か判断できにくい。
表は全く違う鮮やかな模様のはずで、ほんの少し頭の上あたりにその片鱗が見える。
ツバキの葉裏で成虫のまま冬越しするのだろう。
ダイコンの表葉にはシジミチョウが止まっていたが、これはどういう目的なのか。
画像をよく見ると脚に水滴が着いている。
霜は降りなかったけれど、かなり冷えた朝だったから、陽が射すのをひたすら待つ態勢のようだ。