生家敷地内での最近の発掘が、デジタル時計と石臼の片割れ。
草刈りを気持ちよくやるための地ならしや庭石移動をやっていると、いろんなものが出てくる。
コーヒー缶やガラス片や陶器片や何かの部品など、なぜこんなものがというものも地表に出て来たりして、それらをことごとく掘り返し撤去して来た。
デジタル時計がなぜ埋まっていて、ひょっこり地表に現れたのかを推理してみる。
私が管理するようになる前の10数年間は、年に1回か2回、ある派遣事業所に敷地全体の草刈りを頼んでいたと聞いている。
バンドがちぎれているので、草刈り作業員が仕事中に落としてしまったが気づかなかったものだろう。
コーヒー缶がけっこう出てくるけれど、それも彼らの忘れ物ではないかと疑っている。
そんなことはどうでも良いのだけれど、まともな石臼の1組ができそうな上半分がとうとう発掘できた。
すでに何個か掘り出していたのだが、大きさが違っていたり、割れていたりしてセットにならなかった。
飛び石の間延びしているところがあって、少し長靴のつま先で蹴ってほじくったら平たい硬さがあり大当たり。
これで、自作の蕎麦粒をついに蕎麦粉にできることになった。
今年も収穫作業をあまり一生懸命にやらなかったから、来年の種としての6kg余りしか蕎麦粒はない。
その前に臼の軸と、上臼の側面に取り付ける回し棒(?)を作るか探すかしなければならない。
それができたら、私の蕎麦種の蒔き方は密気味なので、1kgほどを引いて挽いてしまおうかなどとも考える。
前の息子さんは蕎麦打ちができると聞いているので教えを請うつもり。
来年の秋はコロナ騒ぎも収まっていて、私の作った蕎麦を皆に振舞えるのではないかと、かなり現実味のある夢をみる。