


ようやく道路から家までの通路を確保した。
雪のない地方に住んでいる人には想像しにくいだろうけれど、雪の層は単純ではない。
冬の間には、雪ばかりではなく雨も降ることがあり、急に冷え込んだり溶けたりもする。
上から順番に硬く締まっていくわけでもなく、その時々によって違うのだ。
今回の我が田舎の雪の接地面は数センチ凍っている。
昨秋に荷物が多すぎて持ち帰らず、未収穫のままの大根や白菜を掘り上げようとしても、雪が硬くて手に負えない。
食料確保のためではあっても、それで腰を痛めたら大変なので、無理はしない。
道路への道を確保したことで、車への行き来が楽になった。
ゴム長靴で雪の上を歩くのは、地べたを歩くより何倍も疲れるのだが、砂上を歩くのと似ていると言えば分かってもらえるだろうか。
雪をどけなければ駐車もできなくて、来た日から次の日までかかって、とりあえず駐車スペースを作った。
いくら田舎でも滞在中ずっと路駐というわけにもいかない。
こちらは別にいいだろうと思っていても、周りの目はそれを許さない雰囲気があるわけで、とかくのことだ。
とにかく雪に関しては、もう始めから仕方ないと、この辺りの人間は諦めている。
3枚目の画像は、菜の花の種として取り寄せて、かぼちゃ収穫後に蒔いた畑。
降雪に蹂躙されても、雪が溶けたら復活し董立ちして菜の花が咲く・・のかな。