




今春は外にむしろを敷き、その上でゼンマイを干したり揉んだりしているシーンが今のところまだ見られない。
ゼンマイ(1枚目画像)がでてきていたけれど、一定量がなければ意味をなさないのでゼンマイ採りはしない。
カタクリが群生しているところは、ツバメに見える躍動感があったりするけれど、裏山には貧弱な1輪しかなかった。
カタクリの近くにたくさん生えていたのが山菜のトリアシで、2枚目の画像の左端と3枚目画像。
これは茎が三つ又に別れる形からすぐに分かるが、さて採ったもののどうしたものか。
食べたことはあるはずだけれど、味の記憶がないということは、これもコゴミのようにアクもクセもない嵩増し具材か。
サンショではなくてアケビの蔓の新芽のことを言うキノメ(木の芽)がようやくでてきていた。
独特の苦味があり大好きなのだが、相当量採らないと話にならないので諦める。
タラの芽(5枚目画像)もでていたが、タラは根絶や作戦中で最後の画像の分も採って食べるより根元から切り倒す。
タラの芽は珍重される傾向があるけれど、ウドの先っぽを天ぷらにする方がおいしいと同級生が度々言うのに賛同している。
幹にも葉にもトゲのあるタラは、何しろ触るととんでもなく痛いから目の敵にしている次第。
トゲのない種類もあるそうで、それが自然に生えるなら見逃すのだが、このあたりでは見ない。
ウドはどこにでも生えてくるのだけれど、まだでてこない。
雪の消えたばかりで雑草が生い茂っていない山は、どこでも歩いていけそうで、虫もいなくて、山菜があちこちにでている。
この辺りのオバさんは、この時期の山菜採りが大好きで、ゴールデンウィークはウキウキするらしい。
私はせっかくのゴールデンウィークを医者通いで田舎を後にする。