鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

イノシシ12頭

2021年04月22日 09時56分36秒 | 身の回りの生き物のこと


昨日やってきた蜜蜂仲間の友人からの又聞き話を、すぐ誰それに話す機会もなさそうなので、ブログネタにしよう。
わが豪雪地帯では、冬眠することのないイノシシがやってくることはないと誰もが思い込んでいたのに、そうではなかった。
友人がサツマイモ畝を、ブルトーザーで掘り起こしたようにやられてしまったという畑は信濃川の川向こう、ウチから直線距離にして10kmほど。
今冬ほどの降雪になると、イノシシの獣道はトンネルになってしまう箇所があるのだとか。
それを見つけた友人の友人が鉄砲を構えて、トンネルの出口から出てくるイノシシを芋づる式に12頭一気に仕留めたのだそうだ。
一頭が通れるだけのトンネルだから、入れば前進するしかないらしくて、それにしても12頭とは豪儀なもの。
そんなに獲れてあとはどうしたんだろうと聞けば、ブルトーザーを呼び、つるし柿のように結んで引っ張って帰ったのだとか。
そうして12匹はといえば、鉄砲撃ち仲間を呼んで、それぞれに1頭ずつ持ち帰ってもらったとのこと。
イノシシのいなかった地方に語り継がれる、イノシシの民話が一つできたというお話。
画像は、昨年買って植えた柿が何ものかに齧られた跡。
生存のかかった必死の摂食行為であったはず。
私にすれば大枚はたいた幼木なのに迷惑な話だ。
コメント (2)
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