

三週間の帰省から、わざわざ「緊急事態宣言」の出たその日その地に戻ってきた。
用事はゴールデンウィーク明けの5/6に済むので、また田舎にとって返そうと思ってはいるのだが。
宣言が5/11までだというから、時流に足止めされるのか、それとももっとまずいことになるのか。
戻る間際に撮った画像に、心残りで捨て置けないものが二点。
昨年も確か気づいて載せたのだけれど、花壇でもないところに咲いた一輪だけのクロッカス。
薄紫の中に浮き出た濃い紫の葉脈が生々しくて、熾(おき)のような橙色の蕊にも魅せられる。
観ていると、妖精がいるようなファンタジーな想いに翔ぶ。
もう一つは竹薮で見つけたカマキリの卵塊。
3mを超えた大雪の今冬だったのに、これは地上1mくらいにあり、このカマキリの雪予想は大外れ。
そのようなことより、孵化(羽化か?)に立ち会いたいのだ。
以前見たことはあるのだけれど、わらわらと言う比喩がぴったりの子カマキリいっぱい状態になるのをもう一度。
この木は刈りとばさず、もしかしたらそれが観られるかと、残している。