出来を『しゅったい』とか『しゅつらい』と読むことがある。
カボチャの出来(でき)なら、出来具合ということになるが、カボチャの(しゅったい又はしゅつらい)なら、なんとカボチャが出現というような意味合いになる。
いきなりの能書き垂れをしてしまったけれど、『しゅったい』と読むこともあるのはかなり前に知ったのだけれど使ったことはない。
『しゅつらい』と読むこともあり、こちらが元だというのは本日調べてみて知った。
重版出来という熟語は目で見たことはあっても、意味だけ分かっていて『じゅうはんしゅったい』とは認識していなくて声に出したこともない。
本題に入るための前置きが脱線気味になった。
画像のカボチャは同じクリユタカなのに出来(でき)も色も違うので撮ってみた。
大きいのは直径24センチ4.2kgでヘタがコルク状になってきたので収穫して追熟もほぼ完了したもので、採れた時からこの色。
真ん中のは直径19センチ2kg、これが理想的な色らしいがなんだか軽すぎる気もしつつ追熟中。
小さいのは直径15センチ1.2kg、これが生っているのに気づかずに蔓を切ってしまったのでやむなく持ち帰ったけれど熟さないだろう。
メロンみたいで見た目に面白いけれど、ズッキーニ代わりに食べようにもおいしくなさそうなので、飾っておいて腐るに任すしかない。
開ききっていないサトイモの葉の凹みに居場所を決めたアマガエルがいた。
徐々に巻いた葉が開いていって弾かれるのか、なんだなんだ良い場所だったのにという様子で移動するのか。
蟻筏は完全に難破船状態になった。
崖に近ずいたのに、まだ上陸をためらっているような弱ったアリが数匹。
葉っぱに張り付いたまま水没して力尽きたと思われるのも数匹。
壁に1匹『早く来いよ』と言うように身を乗り出しているのもいる。
壁と縁にかなりたくさん上陸した集団が二日前にはいたのだけれど、それらは約束の地に向かったのかどうか、もう見当たらない。