スズメは人の住む周辺ならどこにでも居るからか、かなり軽く観られているふしがある。
カラスもヒヨドリもムクドリもセキレイもシジュウカラもスズメ目だ。
それなのに鳥ではなく蛾の仲間に、ベニスズメ他いくつか何々スズメと名付けられているものがある。
スズメだって、ニュウナイスズメやイエスズメという種類もいるのに、蛾にスズメと付けてもいいけれど、きちんとベニスズメガと蛾であることを示しておくべきだと思う。
このベニスズメは、私がエンジン草刈り機で雑草をなぎ払っている時に出てきた。
回転刃が当たって翅を欠損したので飛べないのか、もう繁殖の役目は果たして消耗しきっているのか、パタパタしながらも歩き回ってから動きを止めた。
間違いなくスズメ蛾の仲間であることは、三角翼型で分かるので、ピンクのスズメガと検索してすぐに見つかった。
ここまで書いて、ふと紅雀という鳥がいたのではないかと思い出して検索してみたら、そうそうこれこれ、昔はペットショップによく売られていたなと。
同名の鳥と蛾がいるなんて困りますなぁ。