鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

野葡萄(ノブドウ)

2021年09月19日 08時52分52秒 | 身の周りの植物




山本山高原に上がる道すがら、つづら折れというほどの坂道ではないのに、連れの一人が酔ったから車を止めてと申告してきた。
いい歳をしてって、もうそれも超えてるのに、そうかそういう人間もいるのかと新鮮だったりする。
そうして一服したり、ゆっくり走らせたりしているときに見つけたのが、この葡萄。
ドライブ慣れしている方のもう一人が、山葡萄(ヤマブドウ)だというのだが、少し変だなと思いつつ反論はしない。
子どもの頃に山で遊びながら採って食べたのとは、違う気がした。
房状になっていない、この程度の生り方の粒を集めて、道の駅などで売られている山葡萄酒を作るのは大変だろうに、とも思った。
ブログを書くにあたって調べてみたら、やはり私たちが見て撮って蔓を持ち帰ったのはヤマブドウではなくてノブドウ。
ヤマブドウは葉っぱが大きくて、実はしっかり房状に生る。
ノブドウの葉はクワ(桑)の葉に似ていて、実の付き方はたよりなくランダム。
実がもげてしまっている枝先がけっこうあるのは、野鳥が啄んだものと思われる。
この程度の色合いと生り方では、見た目が良くても味見をする気になれなかった。
車酔いした同級生は持ち帰ったノブドウの葡萄蔓と山栗の付いた枝を素敵に活けた、という話はもう一人から聞いたけれど、画像は送られてこない。
2枚目の画像は、カボチャがあるという目印の棒につかまっているアマガエル。
こんな細い棒を登って、何か得るものでもあるのだろうか。
『え、なんか用ですか?』と言っているようだ。
コメント (8)
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