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京都市右京区の一角に人の背丈ほどの低い社があって、お地蔵さんが何体か祀られているのだが、座布団に乗った石も2個あった。
石のことはよく知らないけれど、緑がかっているから閃緑岩か、赤白まだらは花崗岩か、もしかしたら安産祈願の安山岩か。
うちの田舎には石仏(いしぼとけ)といい、空から降ってきたものだと言い伝えられ祀られている石がある。
話に聞いているだけで、その隕石を実際に見たことはないのだけれど、信じられて祀られているものにケチをつける気はない。
こちらの2個の石は町内の地蔵盆で何か役目があるのか、とにかく2体の仏様あるいは神様として大事にされているようだ。
通りすがりに自転車をおりて拝んでいくおっさんがいたが、80歳くらいに見えたから、もうりっぱな爺さん。
私とて船頭さんの歌の『今年六十のお爺さん』を一回り越えてる爺(じじい)なのに、拝みもせずにスマホで祠を撮る。
最後の画像は少し前に田舎で撮ったのだが、里芋の茎を登りつめ行き止まりなので向きを変え急角度の下向き姿勢をかろうじて保ちつつ思案中に見える雨蛙。