鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

石にハマる その3

2021年11月14日 07時51分00秒 | 日記










毎日石運びをやっているうちに、力の入れ方出し方の要領も分かってきて、すっかり自信も湧く。
少し前までなら、やろうともしなかった大きさの石に挑み、意外にもうまく出来ている。
そうして今日はこれだ、と一輪車を石に添わせてみただけで、いくらなんでもこれは無理だろうと思った。
それでも両手と頭を使い、一瞬の力技を試したが石はびくともしなかった。
大きくても軽い石があったりするのだが、こいつはみっちりと密度の高い石だった。
一輪車に載せるのはあきらめて、今回は20mほどだったから転がしていく。
一気にはせずに、3mほど転がしては別のことをやって力の回復を図り息を整える。
この石には平らな部分があって、そこが下になっている姿が安定していて見栄えがする。
しかしその状態から転がすのが一番重くて一気にはできない。
何回も揺らして反動をつけ、ようやく転がすのだが、筋肉がみりみり音をたてることさえある。
設置場所は池の縁と決めているので、今までやってきたように斜面の上からずり落とそうとは思ったが、それは危険と判断した。
平らな面が大きいなら、それもありなのだが、こいつはかなり丸みもあるので、下から支えてずり落とす際に転がり始めたら支えきれない。
この重さだと、いざというときに逃げ切れないだろうと、前日の指を挟んだ経験が警告する。
3枚め画像が設置したところだが、前日一輪車に載せることのできた右上のやつと比べてみると、不可能も納得の大きさだった。
さて、転がしてでもこの大きさまでいけたとなると、つぎはどいつだ、と鼻息荒く腕も鳴る思い。
その候補が4枚目なのだが、こいつは一輪車を添わせてみるまでもなく、地道に転がし作戦でいくしかない。
挑むのには良いサイズなのだが、形が悪くてハマる場所がない。
ままこのピースはどうしたものか、それなら次はどれになどと物色中だったのだが、全く想定外の事情が生じ、私の石遊びは長期中断せざるを得なくなった。
雪囲いやその他の雪害対策を素早く終わらせて、多少まだ早い作物も収穫して帰らなければならない。
今年の遊びは終わったのだ。
そうそう遊びにハマらせてもらえないのが、わが人生なのだからして、石と戯れるのはまた来年になる。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする