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これも家に入り込んで、居間のカーペットの上を歩いていたのだが、ひと目でゴミムシの仲間だと分かった。
他の虫を捕食するやつらしいので、手でつかめば噛みついてくるのではないかと思われるが、小さな牙では痒くもないだろう。
漢字で書くなら首細塵虫かと思うけれど、検索しても漢字表記を見つけられなかった。
芥虫と書いてゴミムシというのはあったが、それならアクタムシと読ませたら良いのに。
いろんなゴミをあさる小さな虫を狙って、いつもゴミの周辺にいるということになってゴミムシは残念な名だ。
こいつが見られる時は、いつだって早足でせかせかと、いかにも目的がはっきりしている様子で直線的に歩く。
飛べば良いものをと思うくらいだ。
蹴飛ばしてひっくりかえしたりすると、じたばたとしてから何とか起き上がるのだが、すぐには動き出さない。
『この身になにごとが起きたのだ?』という風情でしばし動きを止めるから撮るのも楽にできる。
ブレているけれど、かなり前に撮った緑鮮やかなゴミムシの仲間が2枚目。
検索しても名が判らなかった謎の真打ち。