鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

錆かアートか

2018年09月15日 00時33分00秒 | アングル


京都の街中でこんな車を見た。
外見は錆だらけでも駐車しているからには現役なのだ。
こんな状態でよく走れるなぁとよく見れば、巧妙に描かれたアート作品のよう。
それでも画像をよくよく見れば本当の錆のようだ。
わざと錆びさせたのだろうか。
どのような主張が込められているのか、どのようなメッセージを受け取るか、そういうことは受け手の自由な発想に委ねられる。
MOTTAINAI精神の啓蒙活動の一つなのかも知れない。
自動車文明はどこに向かっているのかと警鐘を鳴らしているようにも見える。
車の前後はよく見ないでしまったけれど、『原子力自動車』なんて書いてあったら痛烈な風刺になるだろうとも思う。
いずれにしても渋めに注目度は高い。


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電池ですか?

2018年09月14日 06時49分06秒 | 懐疑・猜疑・疑義


「電気」というくくりの仲間にメールを送るとき、自分だけの個人的流行りで、出だしに『電気ですか?』と書いていたことがある。
電機メーカーの電池製造部に所属する人たちは日常的に、『電池ですか?』とあいさつを交わしているかも知れない。
昨日のギャグ、運動選手愛用の湿布はスポーツマンシップ・・も、湿布メーカーでは使い古されたギャグだろう。
そんなことではなく、画像の使い古された電池は、ある施設に行き何となくドラム缶内を見下ろして撮ったもの。
少しは電気が残っているものもあるだろうし、雨ざらしのドラム缶の中に集められて、どんな迷走電流が発生しているのだろう。
小さく爆発したりすることはあり得ないのか?
新品の時に直列にしたら、高圧電流を起こすことだって可能な大量の廃棄電池に使い捨て文化の象徴を見たような気がした。
子供時分には使い古し電池を石垣にぶつけ石で潰し、周囲の鉛を剥き、黒鉛棒を取り出した。
そんなことを想い出しつつ福島のメルトダウンした燃料棒のことを、全くの部外者が憂える。
全くの部外者と書いたけれど、始めから見切り発車の原発そのものが人類のお荷物でしかないことが理解され始めたいま、人間一人一人が当事者なのだろう。
メルトダウンということが騒がれて、一般的に知れ渡ったけれど、メルト・ダウンは短い時間で、メルトスルー、メルトアウトへと進んでいるようだ。
つまり、溶けた燃料棒は全てを高温で溶かし突き破って土に達しているということのようだから、放射能汚染は今後もどうなるか、どう広がるのか予断を許さないということらしい。
ここまで書いてしまうと、電池ですか?なんて軽口を叩けなくなる。
チャイナシンドロームというギャグも最近知ったのだけれど、日本にいながら無関心にもほどがあると言われても仕方ない。
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風の恐ろしさ  その5

2018年09月13日 01時28分01秒 | 個人的主張など

韮(にら)の花にやって来たヒメウラナミジャノメ。

世の流れや向きを風に喩えて表現するのであれば、国際情勢や政治を扱うのがふさわしいだろうけれど、国際情勢は胡散臭い指導者ばかりだし、国内の政治はアホらしいしでニュースを見るのも嫌になる。
というわけで、またスポーツの風。
日体大でも日本ウェイトリフティング協会でもパワハラ騒動が起きたらしい。
日体大の方はすんなりと本人が認めて、駅伝監督は解任となったそうだ。
ウェイトリフティング協会の三宅会長のパワハラは、三年前に謝罪済みだという。
余談になるけれど、三宅義行の顔をテレビで見るたびに、いつもサイを連想する。
三宅宏実との2ショット画像を見ればサイ親子を思い浮かべ、ほほえましい風景と思ってきた。
ただ今、スポーツ界にはセクハラ、パワハラ旋風が吹き荒れている。
それに便乗して、敵視する相手を罠にはめたり、冤罪をでっち上げる不届き者も現れるだろうが、旧態打破を図ったり世代交代を進めたりの好機ではないか。
スポーツ界全体がここをターニング・ポイントと見極めて方向を変えたらいい。
スポーツマン・シップというのは、運動選手愛用の湿布ではない。
尊厳を守り敬意を表するという、ただ単純な潔さを求めているのではないだろうか。
             風の恐ろしさ;終わり
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風の恐ろしさ  その4

2018年09月12日 06時32分06秒 | 懐疑・猜疑・疑義



昨日のトンボ(オオシオカラトンボの雌?)とツユクサ(我が家のネコのひたいで)。

大坂なおみの全米オープンの話題がテレビで視聴率を稼いでいる。
私も体操界パワハラ問題と大坂なおみ優勝関連があれば観ないではいられない。
大坂なおみはメンタルの弱さがあるとセリーナ・ウィリアムズ側は当然ながら把握していて、機を見てそこを突いてくる作戦でもあったはず。
ブーイングの原因となった三つのペナルティは心理戦という面があったような気がする。
一つ目のペナルティのコーチングは、あとでコーチが「思わずやってしまった」と、禁止されているジェスチャーでのコーチングを認めているのだという。
それにセリーナが気づかなかったとしても、チーム・セリーナとしての違反行為に審判がペナルティを与えるのは当然だ。
昔、世界一生意気な17歳と評されたことのある女子テニス・プレーヤーでマルチナ・ヒンギスという小柄なのにやたら強くて、何度もグランド・スラムで優勝をしたスイス人がいた。
彼女のコーチはマルチナ・ナブラチロワに憧れ、彼女のようになって欲しいと娘に同じ名までつけた教育ママだった。
ヒンギスは失敗したりうまくいかなかったりすると、しょっちゅうコート上から母親を見ていた。
テレビカメラが映すコーチの母親は、いつも祈るようにして眉間に皺を寄せ、じっと動かず、ルールを守っていた。
一度ヒンギスがやけくそになって母親を見なくなったことがあった。
その時に中継アナウンサーが言った「あ、ヒンギス母親を見ません、背を向けて見なくなりました」という言葉が忘れられない。
「自分は悪いことをしていない」と猛抗議をしたセリーナ。
大迫力で審判を威嚇するのは、若干二十歳の大坂なおみを萎縮させるための心理戦でもあった。
二度目のペナルティとなるラケットの破壊行為だが、男子選手がグリップを持ったまま斧を振り下ろすようにして叩き壊したのを観たことは何度かあるが、手から離して叩きつけたのにラケットがグニャリと壊れてしまうシーンを観たのは初めてで、女の力でそこまでできるのかと驚きだった。
大坂なおみを心底からビビらせるためには、勝つためには僅か数十万円の罰金なんて目じゃなかったはず。
三度目のペナルティとなる、審判への度重なる猛抗議と暴言も、感情に任せているように見えて、大坂なおみにプレッシャーを与え、ほとんどが自分の味方である観客を煽る、かなり計算ずくの行為だったのではないか。
それでも心理戦を耐え、勝ってしまった大坂なおみには祝福を言い、抱きしめた姿は感動的だった。
そうして表彰の席でも鳴り止まないブーイングに対して、大坂なおみを讃え、客席に向かって「ノー モア ブーイング」と呼びかけたセリーナ。
自分に向かってのブーイングだってかなりあったはずなのに、そう言ってすり替えるのである。
これを称して、日本ではマッチ・ポンプというのだけれど、もし大坂なおみが、そんなことを表彰式で言ったとしたら、無事にはすまなかったんだろうな・・。
まことに風を読む難しさ、風の恐ろしさを感じる大イベントだったとニュースを観るにつけ思う。
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風の恐ろしさ  その3

2018年09月11日 00時59分59秒 | 勝手に応援

山法師の実が採り頃の食べ頃。

全米オープンテニス決勝で、大坂なおみが異様な試合の中でも自分を失わずにセリーナ・ウィリアムズに勝ち、新旧交代を印象付けた。
などと、まるで現地スタジアムにいたか、そうでなくてもWOWOWで観戦していたかのような書き出しになった。
WOWOWを契約するようなゆとりはないので、試合時間に合わせてインターネットのLIVEスコアを観ていた。
画像も音声もないカウントだけのライブだけれど、それでも臨場感を楽しんだ。
変に間延びした時間帯があるのは長いラリー戦が続いているのだろうと思い、いきなり1ゲームがぴょんと取れてしまったのはサービス・エースが連続して決まったのかなと思っていた。
そうしたら、コーチングの警告やら、ラケットを壊して1ポイントのペナルティやら、審判に『嘘つき』などと暴言を吐いて1ゲームを相手にやるペナルティまで課せられるという荒れた2セット目だったとは・・。
錦織が準決勝で負けてしまった残念さもあり、それならと大坂なおみの優勝を期待していただけに、テレビ各局のスポーツニュースを観ては楽しんだ1日だった。
それにつけても思わずため息が出てしまうのは、セリーナ・ウィリアムズのアマゾネス風ダイナマイト・バディーが放つ圧倒的大迫力。
大坂なおみはそれに比べたら虚弱体質の田舎娘といった風情。
それでも、圧倒的アウェー感の中で勝っちゃった。
勝った瞬間にサンバイザーのつばを下げて微笑んだのが印象的だった。
誰かに向かってというのではない自然に出た微笑み。
同じ微笑みが、14歳でオリンピック金メダルを取っちゃった瞬間の岩崎恭子にもあった。
大坂なおみを応援してスタジアムにいた松岡修造がブーイング時の様子をテレビで話していた。
観客2万人収容の満員スタジアムは、雨降りから天井が閉じられていたので、ものすごい反響音になっていたそうだ。
大坂なおみにとっては暴風にさらされているような状態だっただろう。
ここでようやく『風の恐ろしさ』に関連づけられた。
群衆の風は向きによっては大変な破壊的パワーを持って荒れることがあるのだ。
ヒラリー・クリントンが圧倒的に有利と見られていたのに、トランプを選んでしまう国なのだ。
恐ろしいアウェーの暴風の中で本当に大坂なおみは良くやった。
この後の4大大会すべてに優勝して2020の東京オリンピックで金メダルを、ということまで言って大喜びしていたのが沢松奈生子。
イケメンのコーチだけに任しておかずに、錦織も大坂なおみのヒッティング・パートナーになって協力してやって欲しいと思うばかりか、本当のパートナーになったらどうだ・・などと思ってしまうのは私だけではないだろう。
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風の恐ろしさ  その2

2018年09月10日 07時35分07秒 | 懐疑・猜疑・疑義

自作無農薬野菜を差し上げたお返しに頂いた、手作りシフォン・ケーキ抹茶小倉あずき入り。

『スポーツ界が大揺れしている 』そんな言い回しは北海道での大地震があった直後なので不謹慎になるのかもしれない。
東北大震災での大津波の後、『津波のような』という喩えは、もう使うことができないとブログに書いた。
サザンオールスターズのTHUNAMIという曲は、震災直後から当然ながら放送と演奏を自粛という格好になっていたが、放送は時々されるようになっている。
ただいまのスポーツ界が騒がしい状況を、台風に例えたいけれど、多くの台風被害を間接直接に見聞きするにつけ、これも不謹慎ではないかという気にさせられる。
日大のアメフト部のコーチと監督の酷さは、日大権力構造の酷さまで公になった。
ボクシング界のドンの酷さは、暴力団組長との長年の付き合いが辞任理由になったけれど、日大トップの理事長とも親しく日大客員教授にもなっていた。
事件後に解任されたらしいけれど、たびたびテレビに映るあの男が大学教授として講義をしている姿など想像できない。
直近でテレビを賑わしているスポーツ界の不祥事は、体操界塚原跳び夫婦と暴力的速水コーチと勇気を出した宮川選手のこと。
風向きがどう変わるのかと注目しているけれど、どのような力が働いてどう決着するのか。
いま一番必要なことは、宮川選手のカウンセリングではないかと思われる。
18歳でしかない女子選手に、暴力はあったけれど今まで通りあのコーチとやっていきたいと言わしめた速水コーチは、記者会見で謝罪をしたけれど、これもカウンセリングが必要なのではないかと思われる。
なぜ暴力体質になってしまったのかは、自分もそのようにされて育ったからに違いない。
なぜ体操界は、オリンピック選手に選ぶ側と選ばれる側を同時に兼ねるような不公平を許してしまったのかを掘り下げることも必要だ。
権力を異常に持ってしまったら、存在自体がパワハラ。
隣の国なら、テレビカメラの前で土下座して謝らなければならない事態になっているのに、ヘラヘラ顔と仏頂面の夫婦を見るのは不愉快だ。
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風の恐ろしさ

2018年09月09日 00時59分49秒 | 懐疑・猜疑・疑義

ウチのムクゲは雨に濡れると生き生きとする。

出先で、いくつかの台風被害状況を見た。
カーポートやテラスの波板は劣化状況にもよるけれど、かなり被害を受けやすい。
アクリルやポリカーボネートのパネル仕様は留め部材がしっかりしているので比較的丈夫だ。
出先のある事務所では連結カーポートのパネルが3枚無くなっていた。
そうしてその隣の家では、屋根の棟瓦が1mほどを残して無くなっていた。
事務所の大将(所長?)と話していて台風に話が移ったときに、彼が隣の棟瓦の被害に気付いた。
その瓦が自分のところのパネルを直撃してダメージを与え、そのせいで飛ばされたのかも知れないという展開にはならなかった。
『棟瓦が無くなっているのに気づいてるやろうか・・教えてあげよう』と言って、出向いていく善意の人だった。
よそでは、工場のスレート壁材が剥がされて飛び、隣の工場のガラスを割った事が明らかな現場があった。
スレート壁材側は恐縮して『自分のところで弁償させてもらう・・』と言っていたが、先方は『台風がやったことだから、こういうことはお互い様で、それぞれが自分のところを直そう・・』と言う、紳士的会話に立ち会った。
ニュースでは、マンションの高層階の部屋に飛来物が飛び込み、それで人が亡くなったという事例もあった。
先ほどテレビ映像で見たのだけれど、風で飛ばされた破片の二次被害はまことに恐ろしい。
どこの何が飛んできたかも分からない大被害も多くありそうだ。
地震雷火事親父と言うけれど、大風を入れなかったのは想像力不足ではなかったのか。
十年近く前になるだろうか、我が家の屋根瓦が30枚ほど剥がれたことがある。
近くのゴルフ場のネット支柱が何本も倒れた大風だった。
私はそのとき外を見ていて、ダウンバーストだと直感した。
横殴りの雨ではなく、回るわけでもなく、雨粒が方向を定めずに地面を激しく叩いては勝手な方向に散っていた。
瞬間的だったから、瓦が落下して割れたのは3枚で、あとは外れたまま屋根にあったし、予備なのか余ったのかそういうものなのかちょうど3枚だけ新築購入時に付録みたいに置いてあったので、業者に頼むことなく自分で直せた。
その時に、阪神大震災前の新築でウチのような日本瓦の場合は釘を打たない土葺き工法が普通だったという事を知った。
シリコン打ちなりビス止めなりで固定しないと、昨今の何が起きるか分からない状況では不安だ。
南海トラフの大地震予測のことも考えるなら、とにかく秋になったらやってしまおうと、ようやくにして思う。
先日のアンテナ復旧では、裸足で屋根に上がり、足裏がヤケドしそうで往生した。
万全のシミュレーションをしつつ、ゆとりをもってやらなければならない。
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この実 何の実 気になる実

2018年09月08日 03時34分03秒 | アングル




この窓は三階の廊下の突き当たり。
台風21号の強風を立木が踏ん張れずにビルに寄りかかったらしい。
割れたガラスを押し戻して仮修復のテープが貼られていた。
枠台に葉っぱと木の実が乗っていた。
当たった枝の先に付いていたものが、ガラスを割って飛び込んだのだろうか。
意図的に誰かが置いたとは思いにくい。
倒れたのは何の木だったのか。
バナナのミニチュアのようなこんな実は初めて見た。
倒木は処分処理されて確認できなかった。
大木の高い部分にしか付けず、自然落下するときには一個ずつ種が落ちるのではないかと思われる。
何となくポケットに入れて持ち帰ったのだが、1日半経ってもほぼ画像の状態を保っている。
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森の匂い

2018年09月07日 00時34分34秒 | アングル






山科から京都中心部へ行く五条トンネルを抜けてから横道に逸れ、東山の山中を走って三条蹴上に抜ける五条バイパスを往復した。
台風被害からか通行止の標識があったけれど半分だけしかバリケードでふさいでなかったから、どんどん上がっていくと、峠付近では何本か大木が倒れていた。
1本は道をふさぐように倒れていたけれど車1台が何とか通れる格好なので、枝葉を押し分けながら通り抜けた。
仕事を終えての帰りは余裕があり、停車して状況を撮った。
普通の落ち葉とは違う千切れた青葉が散り敷いていて、抹茶より濃い緑の匂いが充満していた。
強風に蹂躙された森の嘆きなり樹々の叫びなりにたとえてもよさそうだけれど、何とも言えない良い香り。
どういう成分なのだろうと検索したら、青葉アルコールと青葉アルデヒドいう言葉を見つけた。
森林浴をするなら、強風が吹き荒れた後に、青葉アルコールと青葉アルデヒドを嗅ぎに森へ。
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自分の目で見た21号被害

2018年09月06日 07時09分30秒 | 日記
台風から一夜明け、我が家のテレビアンテナはぶら下がったままにして活動開始。
我が家の周りでは、ウチ以外にテレビアンテナが横倒しになっているのが一軒と少し傾いているのが2軒程度だった。
一昨日にやるべきなのに台風を理由に1日伸ばしてもらっていた仕事がある。
仕事の前に、自家用として直径1.4mmのステンレス線を買うため早朝からやっているコーナン・プロ(プロ用に7時から営業しているホームセンター)へ。
道中は木の葉や枝が散らばってはいたけれど、目立った被害は3km余りの間にはなかった。
ところがホームセンターの生活館前に設置されていた幾張りもの大テントが総てぐちゃぐちゃに壊れていた。
早朝から招集されたと思われる従業員が解体作業に取り掛かってはいたが、花や木の苗売り場や肥料など家庭菜園関連の販売はしばらくできないのではないかと思われる。
私の仕事は城陽市なのだが、目立った被害は道中には見受けられなかった。
行った先では、壁が剥がれたりガラスが割れたり看板が割れたりしていた。
帰りの京滋バイパスと24号線バイパスのT字路で大型の箱型トラックが2台横転していた。
コンビニには何かが飛ばされてきたらしくてガラスが割れ、店内が乱れていた。
昼過ぎに帰宅し、昼食後に屋根に上がった。
アンテナを支える4本の針金のうち、2本が切れていた。
対角の2本ではなかったから、完全に落下してしまう状態ではあったけれど、ケーブルが切れずに踏ん張り、瓦を止めている銅線のグルグル巻き結び目に1本の支え針金が引っかかって落ちなかったことが判り、安堵ひとしお。
なんとか、切れた2本分を早朝に買っておいたステンレス線に替え、元どおり立てる事には成功。
ところがBSが映らない。
なんやかやと忙しいので、BSはしばらく放っておき、気ぜわしいのが一段落してからそちらは追求する予定。
画像を一枚も撮らなかったのは、そんな気分にはならなかったから・・。
今朝の北海道の地震の映像を観るにつけ、自分の身辺だけの小ネタが申し訳ないような気分。
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思惑外れて被害あり

2018年09月05日 06時06分06秒 | 仕方






予想は希望的観測でしかなかったことがはっきり示された。
甘かったわけだけれど、どうすれば良かったかと言えば、今回の強風はどうしようもなかった。
電柱が倒れるかと思うほどにビュービュー吹き荒れて、停電しなかったのが奇跡的だった。
私の仕事は無駄だったと完全否定はしたくない。
結束バンドで縛ったことにより、バラバラに飛び散って他所に二次被害をもたらすことがなかったかも知れない。
アンテナがぶら下がってしまった件は、本当に不幸中の幸。
落ちてしまっていたら、裏の御宅のテラスやその他を壊したはず。
この状態でもアンテナの方向が偶然にテレビ塔を向いていて地デジはくっきりと映る。
BSはさすがに南西どころか明後日の方向なので全く映らない。
知り合いの電気屋さんに電話したら、病気してしまったからもう屋根には上がれないとのこと。
仕方ないから、これも自分で直すことになる。
直径1.4mmのステンレス線を使うのだと教えてもらったから、他所のアンテナを見ながら復旧させるしかない。
風が吹いてる中を屋根に上がって亡くなった方がいるようだし、万全のシミュレーションをして決行予定。
どうしようもないと書いたけれど、雨戸のない出窓や小窓のガラスを複層ガラスに替えていこうと思う・・痛い目に遭う前に。
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台風を迎える準備

2018年09月04日 10時07分10秒 | 仕方






前回の台風20号で輸入物菱格子フェンスはかなりダメージを受けた。
私は田舎に行っていて不在だったのだけれど、私が居たとてどうにもならなかったかもしれない。
今回の21号は20号の比ではないらしいので、結束バンドの在庫している全数を使って弱い部分を補強した。
山法師の実は風がなくても落ち始めているので、手の届く範囲の色づいた実はもぎ取った。
すごく美味しいというわけでもないのだけれど、独特の味わいがあって、二つ三つ食べると子ども時分が想い出される。
舌の記憶というのは消えないもののようだ。

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マンションのエントランス・ホール

2018年09月03日 07時24分07秒 | 懐疑・猜疑・疑義




たびたび訪問するマンションなのだけれど、田舎育ち自然派の私にはどうも馴染めない。
硬質で無機質な雰囲気が緊張感を強いるのだ。
自動施錠がされていて、このホールに通りすがりの部外者は入れない。
防犯カメラも設置されていて、ソファでくつろいでいる人は滅多にいない。
一度だけ小学生4人ほどがそれぞれにゲーム機を持ち、画面を見つめて指を激しく動かしているのを見た。
間仕切りも兼ねているデザイン棚には、花瓶や果物入れのような一品物作品(?)がオブジェとしておかれている。
それぞれが動かすことのできないよう、台に固定されていた。
タブレットのようなデジタル置き時計だけは固定されていなかった。
時間を盗む人はいないという訳か。
この違和感を文章でうまく表現できないけれど、何だかなぁと思いつつ防犯カメラも意識しつつ撮った。
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カブトムシのオスは長生きなのか?

2018年09月02日 07時48分07秒 | 




わが家の一匹しかいないカブトムシのオスは死ぬ気配がない。
メス達は地中に潜ったままと、背中だけ出していたのと、隅っこにうずくまっていたのの三匹とも役目を果たし天寿を全うしていた・・おそらく。
オスはエサさえ十分にあれば、メスが死んだことも分からずいつまでも命を引きずるのか?
この暑さと容器内の湿り気で何かが芽を出していた。
どこまで伸びていくのかと思うほどひょろひょろしていて20センチ余りあった。
もしかして冬虫夏草かと期待してみたけれど、死んだメスは全数見つかり、よくよく見れば先っぽに付いているのはスイカの種。
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柳に風

2018年09月01日 00時11分44秒 | 言葉の世界


柳に風が吹きつけて、身も世もないといった風情だった。
今年の異常気象は、全国で何があろうとも驚くに当たらずという様子だ。
風が吹いたり、いきなり黒雲がやってきてパラリと雨が降ったかと思えば、これだけかいというお湿りだったりする。
本日の黄檗体育館テニスコート辺りもそうで、柳にしたら面目躍如の乱れ方。
柳に風は暖簾に腕押しと同じような意味で、手応えがないというマイナー・イメージで捉えていたのだけれど、何であろうと受け流すという良い方の意味合いらしい。
私の田舎には『柳』とか『青柳』という名字がある。
何人か知り合いがいるけれど、柳に風、柳に雪折れ無しという穏やかな粘り腰の共通点があるような気がする。
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