鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

中途半端は困る

2020年08月16日 07時34分34秒 | 健康ネタ


蛇の生殺し状態に置かれているような気がする。
退院したら何でも有りと思っていたら、大層な制限があって、それならなぜ入院したままにしてくれないのかと思ったりする。
同様の患者を1週間単位で回転させなければならなくて大変なのは十分にわかっているつもりだけれど、自己管理自主規制というのはなかなかに難しい。
アブレーション(残存甲状腺組織の破壊)=放射性ヨード内用療法は終わったものの、とにかく水分を多く摂って残存ヨードを排出すべし。
治療中と退院の朝まで毎食後に便を柔らかくするという薬を2錠処方されていた。
おかげで小刻みに軟便が出て、いつものスルッと快便の気持ち良さがなかったけれど、今朝方ようやく自分に戻った快便があった。
便というのは体からの便りだから、梵字のような便字を読んで自分の体を知るのだというような記事をブログを始めてすぐに書いたことがある。
昨日は1日自宅でくすぶっていたから、今日あたりは散歩にでも出て社会復帰のリハビリをしたいものだけれど暑さは猛烈だ。
やることがないわけではなくて、したいこともやらなくてはならないことも色々あるのだけれど、制限があるというだけで自分を甘やかし気味。
夕立でもあれば雨上がりに散歩するとか、帰省の準備とか、カワムツとドジョウの死んだ水槽を洗うとか、断捨離とか、優先順位はともかくそろそろ動かなくてはならない。
画像は入院する直前に散歩した折の、素晴らしいネーミング老健施設にあったツバメの巣。
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RIとは何か

2020年08月15日 11時00分11秒 | 健康ネタ


放射線同位元素使用のヨード治療隔離室内の張り紙である。
Rは Ray なのかなと思ったけれど、治療が終わり帰宅してCASIOの電子辞書で調べてみた。
放射線療法というのは、Radiotherapy というのだと知った。
radio waveは電波で、無線技師は radio operator だ。
放射線医学が radiology で、放射線学者や放射線技師は radiologist だ。

退院するにあたって、私の放射性ヨードの体内残留量は退出可能限界(500MBq=30μSV/hr=13mCi))の半分の15μSV/hrとのことだった。
『国際放射線防護委員会(ICRP)の定めた基準にそって、周囲の人々の放射線による影響を極力さけるために、・・ご協力お願いします。』
そうして、細かく指示されている。
3日間、避けることとして、『他人との添い寝』。
3日間、注意することとしては、『家族と長時間一緒に過ごす場合(居間でくつろぐなど)はできるだけ離れるように・・』
               『用便後は2回流して・・』
               『寝る時はおひとりで専用の部屋で・・』
               『入浴は家族の最後にして、入浴後はすぐに浴槽などを洗浄して・・』
               『衣類などの洗濯は、他の家族のものと別に行って・・』
               『旅行や移動は必要最小限にして・・』など。 
6日間以上、避けることとして、『5才以上の子供と1m以内に近づくこと』
12日間以上、避けることとして、『5才以下の子供、妊婦さんと1m以内に近づいたり濃厚な接触(キスや性交渉など)』

これらをナースに説明されて退院したのだけれど、帰りの京都駅行きのバスで、私が座った席の後ろに、4才くらいの子連れ女性が座ったので、即、シルバーシートに移った。
その後の電車も最後のバスも連絡がうまくいって、待ち時間はほとんどなく、もうはじめからシルバーシートに座った。


テレビは戦争の記憶と記録の番組をたくさん流している。
原子爆弾による放射線障害の知識があるなしにかかわらず、それどころではなく否応無しに爆死した人達、生き延びたものの何倍もいる被曝者。
まだ続いている放射線障害と先日の黒い雨裁判の判決。
私は甲状腺全摘時に同時にやったリンパ郭清で19個の転移した癌が見つかった。
19箇所とは言わずに19個と医師が言ったのは、首のリンパ節を全部取った内の19個のリンパ腺から甲状腺癌が見つかったということなのだろう。
他にも転移した甲状腺癌が残っていたら、それを叩くということで、今回の治療を受けたのだけれど放射線を受けたことによる副作用は何も今のところ感じない。
絶妙なさじ加減で癌治療のために radiotherapy を受ける者もいれば、さほど変わらない歳なのに胎内被曝で苦しんでいる人もいるというわけか、と思ったりする敗戦記念日。

追記;アールワンだとばかり思い込んでいたけれど、アールアイであることが分かった。
   Radio Isotope (ラジオアイソトープ)で、ラジオアイソトープ治療の略だった。
   体内→胎内 うっかり変換ミス見逃しを訂正。
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放射性ヨード治療室から解放

2020年08月14日 13時46分10秒 | 健康ネタ






全くの予定通りに、ほとんど何事もなかったように退院。
今朝、私の体から放射する線量は、外に出ても良い程度に下がっていて、入院延長の思惑は外れた。
用意していたオンボロ下着もタオルも全部使い捨てたから、入院が延びたら不足分をナースからコンビニで買ってもらう段取りにしてあった。
5日間(実質3日間)で、持ち込んだ文藝春秋を1冊、ほぼ全体くまなく読み終えて、それも規則通り捨ててきた。
3日延びたら週刊誌を2冊ほど買ってきてもらおうと思っていたのに残念。
画像のボケている2枚は、ジップロックに入れたスマホで撮ったから。
昨日、ジップ入りのスマホと充電器は、検査技師が持って出て半日返してもらえなかった。
線量を測り、洗浄というようなことがなされていたのかも。
今、ようやく帰宅してパソコンを打っている次第。
飼っていたカワムツとドジョウが暑さで死んでしまっていた。
ろくな世話もしなかったのに5年くらい生きただろうか。
カワムツは何になるかわからない1センチの稚魚からだったし、ドジョウも小さかった。
普通では考えられないほどの長生きをしていたけれど、ここしばらくの暑さに耐えられなかったようで、これも残念。
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放射線を放つ危険な体

2020年08月13日 06時02分15秒 | 健康ネタ
変形8畳くらいの放射性同位元素使用室と書かれた個室に隔離されている。
シャワー室と食事を引き取る時だけ廊下に出るけれど、ナースが食事を運んでくる時は被曝させないように室内待機だ。
廊下から部屋を覗く窓は、物々しくガラスが二重になっていて、放射線を通さない鉛ガラスの筈。
詰所のナースとはマイク・スピーカー越しに話し、モニター付きではないので音声だけ。
廊下の腰までのロッカー上にトレーがあり、そこに使い捨て容器に入った、何故か冷たい料理が載っている。
トレーを病室に持ち込んではいけない決まりになっていて、廊下の電子レンジで温め、2回に分けて両手で室内に運ぶ。
容器も残した食べ物も、私の放射線を浴びたものだから、厳格な決まり通りに分別して処理する。
毎日浴びる決まりのシャワーのために脱いだシャツもパンツも使ったタオルも使い捨ての約束。
レンタル病衣も脱いだら袋に入れて縛って所定の容器に投入することになっている。
レンタル病衣が嫌な人は自前のパジャマ4セットを捨てる為に持ち込むことになる。
バスタオルも汗がつくので1回1回使い捨て。
私はボロボロのナイロンタオルを切り分けたもので体を洗い、普通のタオルをバスタオルとして使い捨てにしている。
何しろ病室に持ち込んだ物は、放射性ヨードを服用したとたんに持ち帰り禁止。
スマホと充電ソケット&コードはナイロン袋に入れて使い、退院時に放射線量を測ってもらい、許容範囲なら持ち出しができる。
超えていたら下がるまで待たなくてはならない決まり。
ジップロックを使っているし、出るときに洗うつもりだから、たぶんセーフのはず。
百均で買ったメガネもコップも、予備のある充電ソケット&コードも捨てていいけれど、部分入れ歯とスマホだけは何としても持ち帰りたい。
線量オーバーの節は、下がるまで待たなくては返してもらえない筈。
体の線量がオーバーしていたら、3日間退院延期になると言われていて、私はその方がありがたいのだけれど。
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放射性ヨード治療室にて

2020年08月12日 01時37分38秒 | 健康ネタ
入院前日に1回、入院当日に1回、尻に注射をした。
自分で打ったわけではないから、注射を受けたと言うべきか。
尻にするのは筋肉注射ということになるだろうから、たぶん痛さはたいしたことはないと予想した。
いままでいろんなことで医者にかかっているので、かなり昔に尻注射の経験をしているような気がする。
鈍いズズンという痛さだったように記憶しているのだけれど、今回は違った。
入院前日の1回目は女医がしてくれたのだが、チクンだけだった。丸い絆創膏を貼ってくれて終わり。
夜に風呂で絆創膏を剥がしたら血痕すらなかった。
入院当日はナースに反対側の尻へ打たれたのだけれど、全く痛みがなく、終わった後にしばらく揉んでくれて絆創膏はなし。
同じ注射でもやり方が違うようだ。
こちらの構え方も違っていて感じ方が違うのかもしれない。
入院2日目は採血もあった。
採血は吸い出すのに注射と言うのは何だか変な感じ。
などと思ったりしつつ、前日のナースとは別人だけれど、これがまた注射上手で全く痛みを感じなかった。
ここしばらくでどれくらい注射をしてもらっているだろう。
最近は上手なナースが多いのか、採血室でやってもらっているときに、『全く痛くなかったゎ』とほめたら、『たまたまだったんだと思います』と採血のプロは謙虚なナースだった。
こちらが注射慣れしてきたなんてこともあるんだろうか。
パソコンを持ち込めない放射性ヨード治療室に入ったので、携帯電話からブログ更新ができるかチャレンジ。
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連続更新断絶のピンチ

2020年08月11日 14時00分30秒 | 健康ネタ
1時間ほどしたら、パソコンを持ち込めない病室に入ります。
放射能の黄色いマークのある部屋で放射性ヨード治療を受けます。
二日間、ブログ更新ができない可能性もありますが、スマホでできるかどうかやってみます。
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キリギリスのオス

2020年08月11日 02時39分02秒 | 




一見したところ、トノサマバッタのような堂々たる体つきだが、触覚が細長いのでキリギリスだろうと見当はついた。
キリギリスにはヒガシキリギリスとニシキリギリスがいるそうで、ニシの生息域は関西より西と関西の一部とあった。
京都市伏見区の日野岳山麓だから、おそらくヒガシキリギリスだろう。
それよりスマホで撮ったのに、このピントバッチリはわが事ながら驚異的。
しかも、キリギリスは人前にはあまり姿を見せないらしいからなおさら。
ピントが合ったという確信があったから1枚だけ撮って捕まえにかかったら、ぎりぎりかわされた。
さすがの跳躍力だったが、捕まえたとしても始末に困っただろう。
それでこのことの後、百均にて伸縮柄のついた小型補虫網と小さい容器を購入した。
これからの散歩は荷物が増えて何が目的かわからなくなりそうだ。
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オオフタオビドロバチ

2020年08月10日 00時08分00秒 | 


漢字で書けば、大二帯泥蜂だと確認しなくても見た目のまま。
黄と黒の危険コントラストが鮮やかだ。
こういうドロバチ系は人間に関心を示さないというのか、無頓着に自分の狭い視野だけを信じて動いているように見える。
背中はたすき掛けした細帯みたいだ。
極細の腰から続く腹尻は、2本帯のタガを締めた貯蔵タンクみたい。
穴を探しているようで、1枚撮ったところで飛び立たれてしまった。
ピンボケ気味ではあるけれど、これだけはっきりした模様なので調べるのは簡単だった。
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柚(ゆず)の芽

2020年08月09日 00時10分00秒 | 身の周りの植物




最後まで面倒見きれないだろうから、もう犬は飼えないと諦める人も多いのに、柚を芽出しさせる。
柚の馬鹿は18年とかなんとか言うから気の長い話だ。
どれだけ融通のきかない楽天家なんだか。
散歩の途中に、びっしりと実をつける金柑(きんかん)の大木を庭に生やしているうちが何軒かある。
風邪知らずと言うんだったか、採ってそのまま口に放り込んで食べたら美味しいのに、いつも生らせっぱなしのようで見るたび残念なのだ。
うちの柑橘類は地植えの金柑が昨年は二つほど実をつけた。
柚の何年か経った鉢植え幼木もあるのだが、いつもアゲハの幼虫に葉っぱを食われてしまう。
それなら蛹になって羽化するのを見届けようかなどと思って情をかけ、ふと思い出して次に見ると鳥にさらわれてしまうのか1匹もいない。
もうアゲハが止まったのを見たら葉っぱの裏の卵を潰すべし、幼虫を見たらつまんで捨てるべしだ。
そのように決めてできるのは私だけであり、うちの柚の幼木を購入したのも種を蒔いたのも私ではない。
葉っぱにくびれのあるのはゆずで間違いないけれど、ないのはレモンの筈だとのこと。
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手持ち扇風機(ハンディ・ファン)

2020年08月08日 00時07分57秒 | 仕方


女子高生が通学時に持っていたりして羨ましかった手持ち扇風機をついに買った。
まずは電化製品量販店に、今まで溜めてあったプリンターインクの使い切りカセットを持って行った。
カセットを入れるリサイクル・ボックスがあるのかと思ったら、同時にインクを購入すると得と上手に言われて、予定していなかったインク4点セットを買ってしまった。
カセットは17個持って行ったので、ポイントが170円分ついた。
ハンディ・ファンは3種類あって、一番安いのが画像の右側のもので1080円。
風速が5段階もあり、立たせる台付きで充電式だがコンセントは無くてUSB仕様。
機能的に良いのは倍ほどの値段で、首から下げて左右から顔に送風するファンが二つ付いているものは3倍ほど。
余計なインクを買う羽目になったので、一番安いのを選択。
そのあと、別の買い物で百均に行ったら、安いのがあった。
ファンの軸部分が光り、七色に変わっていくバニー仕立て風速2段階ものを購入。
これもUSBコード付きで550円という安さは悪くない。
10万円の余韻がまだ残っていて、ついつい気が大きくなる。
当然ながら両方とも made in china なのだけれど、今後の私は手持ち扇風機を持って徘徊することになる。

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フウセンカズラ(風船葛)の実と花と

2020年08月07日 00時00分12秒 | 身の周りの植物




ウチの猫ひたいにもフウセンカズラが咲き、実もつけ始めた。
珍奇な実をつけるわりに花はひかえめでほとんど目立たない。
緑色だからいいようなものの、茶色っぽかったりしたら風船というより、オス犬の後ろを見るようだ。
下の画像は、先日『ヤブガラシにアオスジアゲハ』の中で取りあげた、嫌われもののヘクソカズラ(屁糞葛)の花。
蔓も実も屁糞級に臭いから命名されたものだろうけれど、この花を見るとそればかりではなさそうに見えてくる。

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杖シェアリング

2020年08月06日 00時31分31秒 | 散歩は夢中






ここの杖 ご自由に お使い下さい 日野老友会  と、書いてあった。
撮っただけで杖を借りずに登り始め、しまったなと後悔をした。
イノシシやヘビと出くわさないとは限らないので、杖は護身用としても必要なのだった。
戻るのは残念なので周りを見回し、倒れたネジキの幹を折って即席の杖を作った。
仙人が持つ杖のようになったので、帰りには杖シェアリングの場所に入れて帰った。
2枚目の画像の一番倒れている杖がそれ。

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コウモリ傘シェアリング

2020年08月05日 00時30分30秒 | 散歩は夢中


地方ならバス停に待合小屋があるのは珍しくはないだろうけれど、京都伏見区日野にも残っていた。
親鸞の生まれ育った日野誕生院前で折り返す市バス路線の停留所。
新興住宅地が広がる前からの古い住宅地の旧道だから、昔から住んでいる人たちが一定数利用しているのだろう。
建っている敷地はどこのものなのだろうとか、建物の管理は・・などと考えるのは野暮というものか。
何の張り紙もなく、当たり前のように傘がぶら下がっていた。
この数くらいの定期通勤乗客がいて、それぞれに持ち主が決まっているということではないだろう。
必要な人が使って、また返すという、ゆるいルールがいつの間にかできたのだろう・・いい景色だ。
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巣立ち間際の夏子(なつご)

2020年08月04日 05時22分22秒 | 身の回りの生き物のこと


もう親と変わらない姿の巣立ち間際の夏子(なつご)が散歩途中で通る商店街にいた。
跳び上がれば手が届きそうな低さと、人の往来がカラスを寄せ付けなかったわけで、まずはおめでたい。
寂れてしまった商店街だけれど、何軒かのテント下で巣作りが行われ、下に糞受けのダンボール箱が置いてある。
この画像は数日前に撮り、次に見たら、もう巣立ったあとで、商店街のどの巣にも1羽もいなかった。
これからは、電線に横並びの夏子ツバメに親が餌をやるシーンが見られるはず。
春子(はるご)は完全に親離れして餌捕りも一人前になっているのかどうか。
いやいや、独立してくれていなければ、夏子を産み育てるなんてできないんだろうな。
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ヤブガラシにアオスジアゲハ

2020年08月03日 06時39分49秒 | 身の周りの植物








ヤブガラシ(藪枯)はヘクソカズラ(屁糞葛)と共に、いつの間にか侵入して植込みやフェンスに絡みつく嫌われもの。
ところが人目を忍んで咲く花はなかなかに可憐だ。
ヤブガラシの花にアオスジアゲハがとまったのを散歩途中に見つけた。
これは滅多にないチャンスだったのだけれど、真後ろからからでは、どうも。
少し離れた花に止まったのをズームアップしてトリミングしたけれどやはりピンボケ。

ヤブガラシは雌雄異熟というらしくて、緑の花びらが付いていて4本の雄しべが立っているときは雄性期で、それが落ちて真ん中の雌しべが立ってきた時が雌性期。
裸状態のオレンジ色からピンク色に変化して花期を終えるのだそうだけれど、なかなか結実はしないらしい。
結実なんてしなくても、ちょっとでも根が残れば芽を出すしぶといヤツだから根絶やしは絶望的に難しい。
綺麗に花開くタイプではないけれど蜜をだし、蝶々も蜂も寄ってくる蜜源植物で、オレンジの花を舐めると甘い。

上掲の画像は一昨日(8/1)だったのだが、昨日(8/2)散歩途中に結実したヤブガラシを見つけた。
関西ではいくらでも実がなるのかも知れなくて、実(じつ)に恐ろしい。
どんな藪さえ覆い隠して枯らしてしまうほどの藪枯らしなのだからして油断できない。

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