鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

キャベツの保存

2020年12月16日 10時22分01秒 | 農事


田舎の畑から未熟なキャベツを5個引き抜いて宇治に持ち帰った。
農事の師は雪に備えて、土を入れたトロ箱にキャベツは寄せ植え状態にしている。
そうしたらいつでも新鮮なキャベツを食べられると教えてくれた。
私のキャベツはソフトボールくらいにしか結球していないので、できればまだ育って欲しい。
でも外側の大きく開いた葉っぱのままではかさばり過ぎなので、小振りに整えて積んできた。
プランターに入れたら、あと倍ほど入るだろうにという感じの残念な空きスペースができた。
大きくなっての移植は難しいという情報も得たので、育つことはなくても現状を保ってくれたらいい。
太陽光を十分に受けるべく広げた大きな葉っぱを落とされ寄せ植えされたのでは、生かさず殺さず状態。
それでも、ここにきての冷え込みで甘くなるのではないかと期待する。
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寒い朝

2020年12月15日 09時14分41秒 | 身の周りの植物




ふるさとはどれくらい雪が積もっただろう。
十日町市から大雪警報が発表されたとインフォメーションがあった。
三日前まで居たけれど今回が初雪だから例年よりは遅い。
こちら宇治では今のところ雪の気配はない。
雨樋の中に紅葉が入り込んでいた。
このアングルはガレージに掛けたハシゴから撮ったもの。
枇杷の花もハシゴに乗りながら撮った。
来年は枇杷の生り年になりそうだ。
フェルトのような萼が暖かそう。
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見えない所で

2020年12月14日 18時08分00秒 | アングル






雪が降りそうなのと、病院での定期検査のために、ふるさとを離れた。
途中は時々雨が降るはっきりしない天気で、しかも出発してしばらくしたら夜になり、何も撮れなかった。
そういうわけで画像がなく、ブログに書く新しいことを思いつかない。
生家滞在中の終わり頃に撮った中の3枚を、『見えない所で』という括りで取り上げてみよう。
1枚目は竹の根だけれど、根とはいうものの節のある竹そのもの。
ネブシ竹という名の園芸用支柱は、こうもり傘の柄や杖に使われたりする根節竹を模したもの。
これが縦横に地中を進んでいき、畑にも侵入して耕運機をはね上げさせる厄介もの。
2枚目は小さなフキノトウがすでにいくつも付いていた蕗の地下茎。
ちょっと地面をほじくれば、苔の下でもどこでも直径1センチくらいもある根がどこまでもはびこっている。
3枚目は、ダッペイ石をひっくり返してみた時に発見したもの。
縮こまっていた小さなナメクジなのだけれど、こんなにも真っ黒いのは初めて見た。
鱗のような後ろ半分の模様も不気味で、検索してみたら、日本にはいなかったはずの外来種のようだ。
コウラクロナメクジといい、ヨーロッパに分布していて20センチほどにもなるとか。
こんなのにシイタケをかじられたら大変なので処分した。
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ウラナミシジミ

2020年12月13日 10時30分10秒 | 


1週間ほど前に撮った蝶が気になっている。
寒い朝にじっと動かないシジミチョウのことを少し前に取り上げたけれど、あれは翅を閉じた姿だった。
めったに表側を撮らせてくれないシジミチョウが、ダイコン干しに止まった。
止まってから直ぐに翅を開き、そのまま時計回りに回って日向ぼっこの様子で静止したところをパシャ。
裏側の模様がわからないから、同定できないのではないかと思ったが、ウラナミシジミの紹介画像に全く同じような画像が載っていたので、ほぼこれで間違いない。
蝶は裏表の模様がかなり違うものが多いけれど、シジミチョウは特に顕著なのではないかと思う。
裏表のある奴だから、巧みにそれを使い分けているのだと思われる。
尻尾のような髭のような翅の突起はなんの役目をしているのか、何かの痕跡か、はずみの付け足し風。
1回飛び立ったけれど、また同じ動きの同じポーズをとったから、小さな目玉模様で身を守りつつ体温上昇を図っていたのだろう。
斜めから見ると、全体が鮮やかな瑠璃色に光ったけれど、その角度は撮り損ねた。
描かれた蝶、撮った蝶、観察した蝶は、それぞれが全く別物だ、などと想う。
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飛び石の発掘など

2020年12月12日 07時51分00秒 | 仕方




昨日と別の場所では、Yの字に並んだ25個ほどの飛び石がほぼ半数地中に埋まっていた。
右上の先は私がコンクリートスロープに上がりやすくするために最近置いた。
そこまでの12個は地表に見えていなかったのを探り当て、バールでこじては下に土や小石を入れて配置は元のままに浮き上がらせた。
平らで皺のある石は、いま採石不可となっているダッペイセキというもの。
この辺りではウチ以外にも何軒か石の好きな家があり、石屋がトラックで来ては買ってくれるまで長話をしていたものだとか。
2日前に石を掘り上げているのを覗きにきた近所の人は、自宅を新築したときにトラック一杯の石を積んだ石屋がやってきて、50万円のところを40万円にするからと言うのでついつい買ってしまったが、今思えばバカなことをしたと悔やんでいた。
ウチの亡き父のことを、ある石屋が『良い人ですねぇ』と言っていたと別の近所の人が以前教えてくれたこともある。
その言い方から、父がヒトの良いカモだったことがうかがわれて嫌な気がした。
ほめているようで実は嘲っている調子だったのは、彼がこの辺りでは成功した実力者だからかもしれない。
私のやっかみ根性かもしれないのだけれど、幸い私は「良い人ですねぇ」と言われるほどのゆとりがないので埋まっているものをほじくって遊んでいる次第。
Yの左側7個も草でほとんど隠れていたのを露出させたもの。
右下の大きい幾つかは私が今回よその場所にあったのを運んできて設置した。
なぜここまで埋没してしまうのか、色々とやっていて思い知らされたことは、蕗(ふき)の地下茎の猛々しさ。
雪解けとともにあらわれるフキノトウ、そしてその後の葉っぱの茎もおいしくてありがたがられる。
ところが地下では太い根が竹と同様に這い回り、じわじわと石でさえ登り、やがては完全に隠してしまう。
蕗のせいばかりではないだろうけれど、Yの右側部分は春先にフキノトウが見事に吹き出て、訪ねてくる人が感嘆の声をあげる場所だった。
ウチと浅からぬ縁のある長老もけっこうな石好きで石屋から買わされたクチなのだが、『石を触り始めるとおもし(ろ)くての~」と言う。
確かにこの石をどうしてくれようかと手をかけたら最後ついつい夢中になる。
あらゆる筋肉を使い頭を使い道具も使い工夫して石を動かし始めると、肉体と相談しながらも時間が経つのを忘れてしまう。
下の画像は先日作った矢来の最終形態。
これで2mほど降り積もる雪から守られるはず。
あり合わせを使ったとはいうものの、私の労力を普通に計算したら、かなり高くつくキャベツとなる。
未熟な白菜も大根も春にはどうなっているか、じつは雪が消えてみないと分からない。
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鼻の穴のよう

2020年12月11日 09時01分09秒 | 日記


20年以上、ほとんど手を入れることをしなかった生家も草刈りを頻繁にするようになったら植生が変わり、猛々しい草や蔓草が生えなくなり、いろんな埋れていたものが顔をのぞかせる。
鼻の穴のように見える飛び石が出てきて、これはまさに顔をのぞかせたという表現がふさわしい気がした。
よくまぁこんな形の石を踏み石に使ったものだ。
モアイ像のようなものが埋まっているのではないかと空想したりしている内に、アニメーションのファンタジーを思い出したりする。
心優しい巨人であったり、悪の象徴としてのモンスターであったり。
アニメに出てくるモンスターは、正しく比喩として恐ろしさを伝えているだろうか。
政治や官僚や権力や権威の世界には、どうしようもなく気味の悪いモンスターがうじゃうじゃ居るではないか。
エンターテインメントにひたって、本物のモンスターを見ようとしない傾向は困ったものだ。
元に戻ろう。
落ち葉が溜まり蔓草が這い回り、腐葉土となって隠れた石の上に草が生え根を蔓延らせ、何もかも隠してしまう。
地層はこのようにしてでき、過去を覆い隠し、何もかも埋没させていくのか。
また、闇から闇に葬られる不都合な真実を想ってしまう。
草刈機や芝刈り機を使うようになると、何かのはずみで土を削ることもあり、出っ張りを爪先で蹴ったりして埋没物が顔をのぞかせる。
そうして、いま私は生家で飛び石発掘と邪魔な石をどうまとめるかに気を紛らわせている。
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矢来

2020年12月10日 00時23分23秒 | 農事


これからどんな戦が始まるのか、というような囲いを作ってみた。
モノにならなかったキャベツは、来週から降るはずの雪の下になってもなんとか持ちこたえて、来春の雪解け後に収穫したら甘い春キャベツとなる。
そのように甘く考えていたら、農事の師のたまわく、囲いをしてやらないとダメになる。
竹が余ってるのだから、こうしてああしてと手振りで説明された通りに作ってみたら、物々しい矢来になった。
雪下ろしをヒトに託して冬の間は留守にする生家なので、周りの意見は取り入れなければならない。
見てもらったら、思っていた以上の出来栄えだったようで「こりゃすごいのー」と褒めてくれた。
週末に帰る時は、結球を始めた大きめのキャベツ10個ほどを引き抜き、宇治ではプランターに移植する。
歯抜け部分には外側からのを移植し、矢来の中だけに集めてからパネルとガラスとシートで覆う。
畳1枚分ほどの透明ポリカーボネートパネルと同サイズの透明強化ガラス各2枚ずつは建築廃材で、幅1m半程の透明ナイロンシートは師からもらったお古。
全てが捨てずに置いていた廃品利用リサイクルなので材料費は0円。
まだ材料はあるので、なんだったら竹で全部覆って犬矢来のようにだってできるのだけれど、雪の下に埋没前後に太陽光も欲しいというので、この程度。
人目に触れる表の方なら恥ずかしいことでも、家の裏手だから好き放題にやる。
結果、泥縄式農法になるのだけれど、いくつになろうと何事も経験。
手前の白菜は、上を結んでおけば雪の下になってもだいじょうぶとのことで、わらで結んだ。
結ばないでおくと、みぞれや雪で葉がしどけなく開いてダメになるそうだ。
店頭で売っている小さな白菜くらいになっているのだけを、これまた10個ほど収穫して帰る予定。
あとは春になってから、雪の下で甘くなった白菜が董立ちしようとする前に収穫していただくのが楽しみ。
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大根干し

2020年12月09日 00時33分00秒 | 農事


もののはずみで大根を干してみることに。
沢庵漬けをするには、への字に大根が曲がるまで干さなければならない。
2週間ほど天日に当て寒風にさらす必要があるらしいので、こちらの滞在期間内だけでは干し上がらない。
冬支度が全て済んだら、半干しを京都宇治に持ち帰り、向こうでも干す予定。
ところで大根干しという言葉とともに、自動的に思い出すことがある。
以前にもここで取り上げたかもしれないのだけれど、探し出したり再掲載ではなく、いま書いてみよう。
中学1年生だったと思うのだが、通学時に一緒に歩くことの多かった同級生が、ある文章を見せてくれた。
市報だったか地方紙だったかに載っていた戯れ唄の記事だったのだけれど、よくもまぁ見つけたもの。
今はあまり見なくなったが、何十年か前までは、この時期どこの家でも沢庵にする大根を干していた。
軒下ばかりではなく、雨が降りだしたら急いで取り込まなければならないところにも干していた。
そんな時期に掲載されていた戯れ唄がこれ、『アメガフル アカンボガナク ダイコンボシャヌレル ○⚪︎○⚪︎ノフチカイカイ』というもの(○⚪︎○⚪︎には女性のデリケートゾーンを示すわがふるさとの方言が入る)。
意訳すれば、『秋雨が降りだして、赤ん坊も泣いている、大根干しが濡れてしまうから片付けなくてはならないのに、あそこの辺りが痒い~の』。
若い嫁の慌てぶりを冷やかし笑っているものだけれど、愛情深くねぎらい励ましているような眼差しも感じる。
この歳になったからこのように思うけれど、中1のコドモはどんなことを感じていたのだろう。
誰もがが読むことのできる紙面に、こんなことをオトナが書いたことを笑い合っただけだった気がする。
その記事をおおぜいに見せるようなことはせず、キヨシくんと2人だけで面白がった内緒ごと。
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水仕事をするときは

2020年12月08日 00時05分10秒 | 仕方




台所で食器を洗ったり、外の散水栓から水を使ったりするときに、袖口を濡らすことが多い。
ちゃんと腕まくりして事に当たったら良いのだけれど、思いついたらすぐに水に触り始めてしまい、袖をまくる間もない。
そうこうしているうちに袖が濡れ、世間が寒い今時は乾きが遅くて、いつまでも手首から冷えが身に染みる。
水仕事用袖カバーが百均に売っているのではないかと思いついて捜したら、ありましたね、思い通りのグッズ。
雪国の生まれ育ちなので、雪遊びを素手のままやることも多くて手の冷たさはあまり気にならない。
これで袖も濡れない事になったら、台所の洗い仕事は全く苦にならない。
1つは外用にしたので、濡れる外仕事もはかどろうというもの。
『そのとき歴史が変わった』という番組があったけれど、私は百均腕カバーを手に入れ、そのとき人生が変わった気がする。
ほんの1週間前だから、いまはまだ変わっている最中。

追記;『そのとき歴史が変わった』ではなくて、『その時歴史が動いた』でした。
終わり2行をそのように換えると、微妙にニュアンスが変わるので、勘違いのままに。
ほとんどどうでもいい事だけれど、意識のコペ転を伝えたかった。
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ネズミ捕り  その3

2020年12月07日 00時04分44秒 | 身の回りの生き物のこと


3本目の墓標を立てるまでに、仕掛けた天井裏を何度ものぞくことになった。
どういうわけか、餌のサツマイモだけがなくなっていること2回。
慎重に餌を外して持ち去るというような知恵がネズミにあるだろうか。
1回目には、サツマイモをぶら下げている部分の曲がりが甘くて、偶然かじっているときに外れたのではないかと考えた。
フックを『し』の字以上に曲げて『U』くらいにして、これで万全と考えた。
2回めに盗られた時は、偶然の個性でイモを持ち去ろうとせず、ひたすらその場でゆっくり食っているのか、それとも噛んでから首を曲げる癖があってイモが外れるのかなどと考えた。
2度も餌にありついたとなると、これはもう餌付けができた状態ではないかと思い直し、引っ掛かりを浅くして、触れただけで外れる微調整をした。
果たして成功となり、ネズミに侮られているというような落胆を感じなくて済んだ。
餌の芋は無傷だったので、そのままの状態で4匹目を狙っているのだけれど、掛からない。
3匹目の時より、覗く回数は多くなっている。
もう侵入するヤツがいないのか、危険だというテレパシーが伝播されたのか、ウチの周りは根絶か。
忍び足の音もないし、3匹で終わりじゃぁ、なんだか拍子抜けでさびしい。
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ネズミ捕り  その2

2020年12月06日 01時42分00秒 | 身の回りの生き物のこと


大失敗の経験から、ネズミ捕りを現場に置いてからフックをかけ、試しに餌を引っぱってみたりして仕掛けた。
次の日に見てみると、思惑通りに1匹入っていた。
ネバネバシートに今までたびたび掛かっていたトガリネズミではなく、同じサイズの小さくて黒いヤツでもなく、少し大柄で明るい茶色タイプ。
このネズミ捕りカゴは、底板を部分的にコの字に切ってあり、それをめくって、網かごに引っ掛けて組んである。
コの字の穴からネズミが抜け出てしまわないかと心配になった。
引き上げてみると、中で暴れまくるが、底の穴に鼻先を突っ込むことはなかった。
金網は視界が開けているので、金網の何処かから逃げ出そうとしかしないようだった。
そっと持ち運び、雨を貯める壺に市の指定ゴミ袋を入れて水を張り、一晩漬けた。
掛かったヤツを運んでいるときに逃げられでもしたら、まことにもって残念ということになるので、プラスチックシートを底に敷いた。
じつは、昨日の画像は、それが済んでからの画像なので、本日の分と時間的には逆。
罠にかかってもサツマイモはほとんど食べ尽くしていたので、カゴを外で乾燥させてから新たにイモをぶら下げた。
昼過ぎに仕掛けて、1時間ほども経ったかどうかという直ぐに、バタンという鈍い音が1階の居間にまで聞こえた。
紛れもなく、罠の蓋が閉じた音で、はたして前回と全くタイプもサイズも同じヤツ。
生き返って、ビデオの再生のように繰り返したわけではないだろう。
そいつも数時間、水漬けにして、前の日のヤツを埋めた隣に埋め、棒を立てた。
いくつ棒が立つか、毎日立つか、などと思うわけである。
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ネズミ捕り  その1

2020年12月05日 00時01分31秒 | 身の回りの生き物のこと


独りで家にいたら、どんな音でも気になるものだけれど、3日前の21時頃だったか、『さっさっさっさっさ・・・』という軽い忍び足の音が聞こえた。
子どもの頃に何回も聞いた、ネズミが天井裏を走る音なんである。
ネズミの運動会と言われる複数の追いかけっこの音もよく聞いた。
地震と風雪と歳月に痛めつけられたぼろ家なので、どこからかネズミは侵入してくる。
まして冬になったら、入ってこないはずがないくらいのもの。
すでに1階の床の間付近に仕掛けたネバネバシートには小さなトガリネズミが引っかかった。
肉食のこいつはネズミを追ってきたはず。
1日でも食わないと餓死するという大食漢の骸は張り付いた部分だけ切り取って処分した。
そうやって残りはまた敷いておいて、また獲れてを繰り返して昨年だったか一昨年だったか、4隅使い切ったことがある。
さて、天井裏のネズミをどうしてくれようかと考えて、ネバネバシートも良いけれど、金網のネズミ捕りがあったのを思い出した。
錆だらけではあるけれど、バネは傷んでなくて罠としての機能はまだ十分ある。
サツマイモの収穫時にネズミのかじり跡のあったイモがまだ残っているので、それを餌にする。
薄く500円硬貨程度の大きさにしたのを引っ掛け金具にぶら下げた。
我が家は1階と2階の間に40センチほどの隙間があり、部屋によってはコタツ穴があり、隙間を覗くことができる。
45センチ角の小さな畳を上げると、鍔(つば)の付いた半球の火床があり、それを持ち上げると丸い穴があいて、ネズミの運動場が現れる。
セッティングしたネズミ捕りを入れ、半球を戻し、あとは待つだけ。
次の日に罠を確かめたら、ネズミ捕りの蓋が半分降りた状態で、金具に付けたイモはなくなっていた。
Ω型の持ち手は引っ掛け金具に連動していて、ネズミがイモを引くと掛け金が外れ、持ち手は跳ね上がり蓋が落ちる仕掛けなのに、持ち手がコタツ穴の補強材に当たって垂直に戻っていない。
残念至極不手際極まる大失敗の取り逃がしだった。
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秋野菜は半日種蒔きが遅れると収穫は三日遅くなる

2020年12月04日 07時28分07秒 | 農事




周りの畑では、ダイコンがまだ立ってるようなところは見当たらない。
毎度遅い種蒔きの私の畑でも、なんとか初雪前に収穫できるほどになり、試しに抜いてみた。
ダイコンはいつまでも畑に置いておくものではなくて、適度の大きさになったら収穫するものらしい。
放っておくと大きくなり過ぎて、味も悪くなるし、スが入るのだとか。
今までに何度か私は言われたのだけれど、『秋野菜は半日種蒔きが遅れると収穫は三日遅れる』とか。
朝早く抜いたら、葉っぱが瑞々しく立っていて美味しそうだったので、『おしん』で有名になったダイコンメシにチャレンジ。
刻んでシイタケと油炒めにして塩胡椒して、冷凍していた玄米ご飯をレンチンしたあとで混ぜて、醤油を回しかけて混ぜて出来上がり。
食えないことはないが、どうもイマイチの味で、それでも朝飯として完食。
バターを入れたら良かったかと思ったりもしたのだが、聞けば菜っ葉類はだいたいサッと茹でるという下ごしらえが必要だとか。
そういう大事なことはちゃんと言っといてくださいよと思うわけだけれど、再挑戦は7分づき白米で醤油の代わりに出汁なんかを使えば、きっと間違いなし。
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不気味な虫の群

2020年12月03日 00時09分31秒 | 


木に痣(あざ)のような黒い部分があって目を引いた。
菌の類かと思いながら、よく見ると不気味な虫の群。
ヨモギなんかの生い茂る中に、枯れそうになっているのがあると、たいていアブラムシがたかっている。
黒だったり緑だったり、大小いろいろのサイズだったり、羽の生えているのもいる多様な群が多い。
初冬でしかも皮の硬い木に集まっているのは、越冬タイプのアブラムシなのだろうと思われる。
これが春になれば、翅が生えるかどうかはわからないが、分散した後に一匹一匹が大量の卵を産んで繁殖するのではないかというおぞましさを感じる。
映画『エイリアン』を思い出し、『千と千尋の神隠し』の煤(すす)のようなものを思い出し、『漂流教室』の未来生物を思い出し、撮った後は長靴の底でこすり潰す。
検索してみたら、カシオオアブラムシではないかと思われる。
オオアブラムシという仲間がいるのか・・こいつらはオオアリと共生しているのだろうか。
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チェーン・ソーの目立て

2020年12月02日 00時15分15秒 | 仕方


目立てヤスリで切れなくなったチェーン・ソーの刃を研ぐのだけれど、なかなか買った当初のような切れ味にならない。
そこで、研ぎを専門にやっているところはないかと外注を考える。
国道に面して『○○目立』と看板のある建物に以前から気づいてはいたけれど営業中の気配がなかった。
農事の師に聞いたところ、店があるのは知っていた・・程度で、奥さんが電話帳を見せて教えてくれた。
電話してみると、従業員一人と二人でやっているので、引き取りや配達に出ていて店に誰もいないこともあるとのこと。
チェーンの目立てはサイズにかかわらず1600円ということで、私のエンジン・チェーン・ソーの刃は買うと3400円だから半額弱ということになる。
私自身の必要度と費用を考え合わせると、安くはないけれど高過ぎとも言えない、心憎い金額だ。
エンジン・チェーン・ソーの分を4本と、おもちゃのような電動チェーン・ソーの分1本とで5本の研ぎを出すことにした。
土曜の昼過ぎに行ったら無人だったので、メモ書きと一緒に置いてきた。
月曜の夕方には、できたという連絡をもらい、引き取って刃を検分したら完璧な仕上がりだ。
予備がこれだけあれば、刃渡り(というのか?)と同じ位の半径がある大木でも倒せそうじゃないか。
そんなことを思いつつ、仕上がったチェーンを包んであった不思議な紙に興味が湧いた。
こういうものは初めて見たけれど、手編み帽子の図面だろうか、分かる必要もないけれど。
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