■ 今朝(20日)、スタバで朝カフェ読書をする。今朝の定員さんもオーダー不要、ホットのショートをマグカップでサービスしてくれる。2階のいつもの席で『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子/新潮文庫を読む。神奈川県の栄光学園の中高生の歴史好き17人に対して行われた5日間の集中講義の記録だ。
高校生の時に受けた日本史の授業の補習(?)のつもりで読み始めるも、レベルの高い講義で、加藤先生の質問にズバリ答えることができない・・・。
**(前略)戦前の日本の憲法原理ってなんでしょう。戦前期の日本社会を成り立たせていた基本的な秩序とはどういうものか。事後的に見れば、アメリカが戦争の勝利によって、それを変えたということになります。最も簡単にいえば、二文字から三文字で表現できてしまう言葉ですが、なんだかわかりますか。**(52,3頁)
この問いには二文字から三文字をヒントに当てずっぽうで「国体」と答えた。正解だった。 **戦前期の憲法原理を一言でいえば「国体」でした。「天皇制」といいかえてかまいません。(54頁)
**ところで、リチャード三世ってとても有名ですが、なにで知られている人物でしょうか。** (73頁) ??
答えはシェイクスピア。栄光学園の生徒はすぐ答えている。**すぐ出てくるところが、栄光学園の生徒、恐るべしであります。**と加藤先生。
とにかく最後まで読むことにする。
■ 目次を見るとページ数を横向きに表示している。なぜ通常通りの表示にしなかったのだろう・・・。