和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

日本のユーモア

2013-01-08 | 本棚並べ
天声人語(2013年1月4日)は
織田正吉著「笑いのこころユーモアのセンス」からの引用からはじまっており、印象に残っておりました。
とりあいず、そこを引用。

「・・ある企業が発展途上の地に靴の輸出を計画し、市場調査のために社員2人を派遣した。1人は『まったく見込みがありません。住民はだれも靴を履きません』と報告してきた。もう1人はこう言ってきた。『無限の見込みがあります。住民はまだ誰も靴を持っていません』・・」

そして、天声人語子は、こう指摘しておりました。

「市場調査に冷徹な分析は欠かせない。しかし後者の、悪くいえば能天気、良く言えば前向き思考は捨てがたい。今の日本に欲しいのは後者のような元気者では、などと思ってみる。」

うん。朝日新聞にも前向き思考を期待する2013年ではあります。

さてっと、読み直して、
さっそく、織田正吉氏の著作をネット古書店に検索してみる。
数冊注文。

今日、届いたのは

織田正吉著「日本のユーモア」1~3(筑摩書房)
3冊で2500円+送料450円=2950円

古書店は西秋(にしあき)書店(西神田)。
ゆうメールで、手書きの宛名が書かれております。
ひらくと、おやっ、おまけもついておりました。
1月12日~4月7日まで東京国立博物館で展示される
飛騨の円空のパンフレットと割引引換券。
ほかにも、新春国宝那智瀧図(根津美術館)
文人画再発見(千葉市美術館)
茶道具と円山派の絵画(三井記念美術館)
のパンフも同封されております。
うん。こいつは春から縁起がいいや(笑)。
西秋書店さん、ありがとう。

ということで、新春の初笑い本が
とどきました。
コメント
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