「安房震災誌」の序に、こんな箇所。
「・・・序を求められた。
就いて閲するに記事正確又凄絶、
加ふるに文章亦精錬当時の光景紙背に徹し
同情の念湧出読了に堪へぬものがある。・・・」
また前安房郡長・大橋高四郎の
「安房震災誌の初めに」には
「・・私などは一命が助かったのが、
真に奇蹟ともいふべきで、郡内の多くの死傷者に
対しては申しやうもないのである。
だが、一命が助かった。
それは無常の幸福であると共に
又大なる責任でもある。・・」
「・・今、編纂成りて当時を追憶すれば、
身はなほ大地震動の中にあるの感なきを得ない。・・」
ちなみに、「安房震災誌」は大正15年3月発行。
「・・・序を求められた。
就いて閲するに記事正確又凄絶、
加ふるに文章亦精錬当時の光景紙背に徹し
同情の念湧出読了に堪へぬものがある。・・・」
また前安房郡長・大橋高四郎の
「安房震災誌の初めに」には
「・・私などは一命が助かったのが、
真に奇蹟ともいふべきで、郡内の多くの死傷者に
対しては申しやうもないのである。
だが、一命が助かった。
それは無常の幸福であると共に
又大なる責任でもある。・・」
「・・今、編纂成りて当時を追憶すれば、
身はなほ大地震動の中にあるの感なきを得ない。・・」
ちなみに、「安房震災誌」は大正15年3月発行。