和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

写真集「館山」。

2013-11-13 | 地震
国書刊行会の君塚文雄編「ふるさとの想い出 写真集(明治・大正・昭和)館山」を借りてくる。昭和56年発行のもの。
p7に、関東大地震前年の大正11年8月発行の「北条館山市街図」が載っていて、興味深い。
というか、私の場合は、関東大震災の興味から、見ているわけです。

p14には、「震災前の安房北条駅前通り」
の写真が二枚。
p80には、「大正8年開通当時の安房北条駅」と
     「初列車 機関車は8600型」だろうとあり
その機関車側面の記念写真。
p107には、「安房北条駅前通りの惨状」
p108には、「安房北条駅機関車の惨状」

p20~21は、「式部山から見た船形町」
      「崖ノ観音から眺めた船形の西町」
p22~23は、「崖ノ観音からの船形町の眺望」
p109には、「焼失した船形町中心部の惨状」

p48には、「安房高女の長須賀時代の校舎全景」明治43年新築落成
p54には、「関東大震災前の北条小学校全景」
p61には、「鶴ヶ谷八幡神社」大震災で倒壊前の社殿。
p72には、「北下台公園から鷹ノ島を望む」
     関東大地震で約1㍍半隆起する前は、
     公園のすぐ下まで海であった。

p110には、「倒壊した鶴ヶ谷八幡神社の拝殿」
     「倒壊した県立安房高女の校舎」
p111には、「倒壊した北条小学校校舎」


うん。興味深い。
写真集の最後には、
君塚文雄氏による解説文が7頁にわたってありました。
写真脇に添えられた文ともども、味読できありがたい。
コメント
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