和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

対談が非常に好き。

2013-11-06 | 前書・後書。
注文してあった古本が届く。


谷沢永一対談集「好きこそ物の上手なれ」(新都心文化センター・1987年)
ふるほん 上海ラヂオ(京都市北区)
300円+送料80円=380円

あとがきに
「月刊誌『バンガード』は、昭和55年1月に創刊された。この誌名の命名者は木場康治で、この雑誌は創刊号から彼によって編集されており・・・そして木場康治と私は、昭和25年の暮近くに出会って以来の、青春期から実に30年を越す親友なのである。・・
その彼が発案して『バンガード』誌上で始めたのが、今に続く連載対談『本音を語る』であり、その第一回は昭和57年6月号であった。
木場康治の誘いに応じたのは、彼への謂わゆる義理ではない。もともと私は以前から、対談が非常に好きなのである。その場を積極的に提供されたのだから、私としては何より嬉しく、感謝に堪えぬ次第、まず木場康治に厚く御礼を申さねばならない。
そもそも対談は、応じて下さった相手の方から、嘗てエッセイ等に書かれた内容よりも突込んで奥深く、その薀蓄を傾けていただけるという利点がある。
更には対話の運びの呼吸に乗って、思わぬ多方面な展開が十分に期待できる。従って今迄の私は対談を通じて、実に有益な視点を数多く教えられてきた。
特にこの『本音を語る』シリーズでは、編集部の菊池民恵さんはじめ人選に意を用いて、語るべき材料と経験と見識の豊富な、そして対談という形式に意欲をお持ちの、つまりザックバランな資質の方々をお招きし得たものだから、いずれも内容が豊富で分析角度の新鮮な、興味深い話題が次から次へと続いた。・・・」

コメント
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