渡部昇一・中山理「読書こそが人生をひらく」(モラロジー研究所)。
雑誌の渡部昇一追悼文で気になったが、中山理氏でした。
それで中山氏の何冊か注文、その一冊の古本がとどく。
一か所引用。
渡部】 ・・・・ヒルティはこうも言います。
『いろいろな準備をしても、準備だけではいつになっても
うまくいかない。畑を耕すためには、
まず鍬を持って一回打ち下ろさないといけない。
ものを書くにも、最初の一行を書かないとダメだ』と。
それはほんとうですね。
準備ばかりしていたら、いつになっても論文なんか書けません。
やることが次から次へと出てくるのだから。
中山】 私ももののを書くときはそうですね。
最初から完全な作文をしようとすると、
全く筆がすすまないので、とりあえず脳裏に浮かぶことから
書き始めます。そして何度か推敲しているうちに、
新しいアイデアが湧いてきたり、
情報を追加・削除したりしながら、
文章を練り上げていくのです。
もっとも、文章の種類と内容によって、
それを念入りに行う場合と簡単にすませる場合とがありますね。
(p246)
はい。裏の借り地の畑の雑草を取るのが
面倒でも、まずはじめると、腰が痛くても、
何とか気になって、コウブシを
私のことですから、雑にあっちをとり
こっちの雑草をとったりするのでした。
うん。物を書くのもはじまりは同じなのか(笑)。
雑誌の渡部昇一追悼文で気になったが、中山理氏でした。
それで中山氏の何冊か注文、その一冊の古本がとどく。
一か所引用。
渡部】 ・・・・ヒルティはこうも言います。
『いろいろな準備をしても、準備だけではいつになっても
うまくいかない。畑を耕すためには、
まず鍬を持って一回打ち下ろさないといけない。
ものを書くにも、最初の一行を書かないとダメだ』と。
それはほんとうですね。
準備ばかりしていたら、いつになっても論文なんか書けません。
やることが次から次へと出てくるのだから。
中山】 私ももののを書くときはそうですね。
最初から完全な作文をしようとすると、
全く筆がすすまないので、とりあえず脳裏に浮かぶことから
書き始めます。そして何度か推敲しているうちに、
新しいアイデアが湧いてきたり、
情報を追加・削除したりしながら、
文章を練り上げていくのです。
もっとも、文章の種類と内容によって、
それを念入りに行う場合と簡単にすませる場合とがありますね。
(p246)
はい。裏の借り地の畑の雑草を取るのが
面倒でも、まずはじめると、腰が痛くても、
何とか気になって、コウブシを
私のことですから、雑にあっちをとり
こっちの雑草をとったりするのでした。
うん。物を書くのもはじまりは同じなのか(笑)。