新刊の髙山正之・馬渕睦夫
「洗脳支配の正体」(ビジネス社)を読む。
対談なのですが、
渡部昇一氏の名前が二回登場しておりました。
そこを引用。
髙山】私がそうやって実名ばかり出すので、
いずれ訴えられるんじゃないかって言われてきたけれども、
政治評論家の屋山太郎さんも実名を入れて書くようになって
いましたね。
実名主義と言うのは渡部昇一先生が始めたことですが、
やはり実名は書かなきゃいけないでしょう。
自分の主張に責任を持つという意味でも・・・。
馬渕】 主義主張が違うのはいいですよ。
でも事実誤認があったり、客観的に見極める能力に欠けていたり、
最初から意図的に情報をねじ曲げたりして、
真実を歪めて伝えるのはきわめてまずいでしょう。
たとえば山崎正和氏が、イギリスのEU離脱もトランプの当選も
露骨に自国一国の利益を優先し、孤立を目指そうとする
勢力の勝利だったと、・・・・書いていましたが、
あれはかつての優れた評論家として鳴らした知識人の
論評とは思えない軽薄な内容でした。
自国の利益を優先しないでどうするのかと思いますし、
孤立を目指そうとする勢力といっても
孤立を目指しているわけじゃなくて、
自国のアイデンティティーを取り戻そうとしているだけであって、
それは孤立することじゃないわけですよ。
(p139)
もう一か所は、ここでした。
馬渕】 ・・・・要するに戦後民主主義について語っている
渡部昇一さん流に言えば、朝日新聞は戦後利得者なんです。
GHQが定めたプレスコードを守ることが彼らの保身
ということですよ。
なぜそうなるかわかりませんが、
朝日なんてアメリカからの自立などと偉そうに
言っているくせに自分がアメリカから自立していない。
(p70)
うん。この対談は一回通読しただけじゃ、
話題の豊富さについていけない。
しっかり、メモをとらないとなあ、そう思いました(笑)。
現代版大本営発表である、恣意的な
マスメディアを信じちゃいけないのだ。
とつくづく考えさせられる一冊。
うん。読んでよかった。わかりやすさがありました。
「洗脳支配の正体」(ビジネス社)を読む。
対談なのですが、
渡部昇一氏の名前が二回登場しておりました。
そこを引用。
髙山】私がそうやって実名ばかり出すので、
いずれ訴えられるんじゃないかって言われてきたけれども、
政治評論家の屋山太郎さんも実名を入れて書くようになって
いましたね。
実名主義と言うのは渡部昇一先生が始めたことですが、
やはり実名は書かなきゃいけないでしょう。
自分の主張に責任を持つという意味でも・・・。
馬渕】 主義主張が違うのはいいですよ。
でも事実誤認があったり、客観的に見極める能力に欠けていたり、
最初から意図的に情報をねじ曲げたりして、
真実を歪めて伝えるのはきわめてまずいでしょう。
たとえば山崎正和氏が、イギリスのEU離脱もトランプの当選も
露骨に自国一国の利益を優先し、孤立を目指そうとする
勢力の勝利だったと、・・・・書いていましたが、
あれはかつての優れた評論家として鳴らした知識人の
論評とは思えない軽薄な内容でした。
自国の利益を優先しないでどうするのかと思いますし、
孤立を目指そうとする勢力といっても
孤立を目指しているわけじゃなくて、
自国のアイデンティティーを取り戻そうとしているだけであって、
それは孤立することじゃないわけですよ。
(p139)
もう一か所は、ここでした。
馬渕】 ・・・・要するに戦後民主主義について語っている
渡部昇一さん流に言えば、朝日新聞は戦後利得者なんです。
GHQが定めたプレスコードを守ることが彼らの保身
ということですよ。
なぜそうなるかわかりませんが、
朝日なんてアメリカからの自立などと偉そうに
言っているくせに自分がアメリカから自立していない。
(p70)
うん。この対談は一回通読しただけじゃ、
話題の豊富さについていけない。
しっかり、メモをとらないとなあ、そう思いました(笑)。
現代版大本営発表である、恣意的な
マスメディアを信じちゃいけないのだ。
とつくづく考えさせられる一冊。
うん。読んでよかった。わかりやすさがありました。