谷沢永一・渡部昇一「広辞苑の嘘」(光文社)。
その「結びにかえて」は渡部昇一氏が書いておりました。
題があって「辞書の権威によった悪辣な所行」。
その「結びにかえて」のなかに
気になる箇所がありました。
「漢字を忘れたときは最も手軽な
『日用字典』(清水書院)を引く。
これは30年も前に故・佐藤正能先生から、
『これは持っていると重宝だよ』といって戴いたものを、
文字通り重宝して今日に至っている・・・」(p279)
はい。
さっそく清水書院の『日用字典』を注文
ワイド版日用字典を古本で買いました(笑)。
新書をすこし豪華にした感じの一冊。
漢字が並んでいて、忘れる私にはありがたい。
印象的だったのは
最後の方に「書簡文の書き方」があるのでした。
これが短く適切で、繰り返し読んでみたくなる。
はい。手紙を書く時の戒めとなります。
「書簡文の心得」として
一「もっとも大切なのは真情の流露」
二「じかに会って話す気持ちで」
三「事柄を明瞭に」
四「簡潔に、平易に」
五「手紙はまめに出す」
と続くのです。まだね。
どれも簡潔で、印象深い。
たとえば、三「事柄を明瞭に」の全文を引用。
「対話ならば不明な点を聞き返すことができるが、
手紙ではそれができない。不明瞭な手紙は
相手の人を精神的に苦しめることになる。
相手の立場に立って細かに考え、
不明な点を残さないように注意する。」
うん。五「手紙はまめに出す」の全文は
「手紙がおっくうになるのは、
りっぱな長い手紙を書かなければならないと
思うからである。
簡単でよいから出すべき手紙はまめに出す。
特に返事の手紙は時期をはずさないよう。」
こんな感じで続く8頁。
はい。これからは、
手紙を書く時には、常に脇に置きたい、
とても、ありがたい日用字典。
値段もリーズナブル。
と、思わぬ収穫でした。
その「結びにかえて」は渡部昇一氏が書いておりました。
題があって「辞書の権威によった悪辣な所行」。
その「結びにかえて」のなかに
気になる箇所がありました。
「漢字を忘れたときは最も手軽な
『日用字典』(清水書院)を引く。
これは30年も前に故・佐藤正能先生から、
『これは持っていると重宝だよ』といって戴いたものを、
文字通り重宝して今日に至っている・・・」(p279)
はい。
さっそく清水書院の『日用字典』を注文
ワイド版日用字典を古本で買いました(笑)。
新書をすこし豪華にした感じの一冊。
漢字が並んでいて、忘れる私にはありがたい。
印象的だったのは
最後の方に「書簡文の書き方」があるのでした。
これが短く適切で、繰り返し読んでみたくなる。
はい。手紙を書く時の戒めとなります。
「書簡文の心得」として
一「もっとも大切なのは真情の流露」
二「じかに会って話す気持ちで」
三「事柄を明瞭に」
四「簡潔に、平易に」
五「手紙はまめに出す」
と続くのです。まだね。
どれも簡潔で、印象深い。
たとえば、三「事柄を明瞭に」の全文を引用。
「対話ならば不明な点を聞き返すことができるが、
手紙ではそれができない。不明瞭な手紙は
相手の人を精神的に苦しめることになる。
相手の立場に立って細かに考え、
不明な点を残さないように注意する。」
うん。五「手紙はまめに出す」の全文は
「手紙がおっくうになるのは、
りっぱな長い手紙を書かなければならないと
思うからである。
簡単でよいから出すべき手紙はまめに出す。
特に返事の手紙は時期をはずさないよう。」
こんな感じで続く8頁。
はい。これからは、
手紙を書く時には、常に脇に置きたい、
とても、ありがたい日用字典。
値段もリーズナブル。
と、思わぬ収穫でした。