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和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

虚報がマイクを放さない。

2017-11-26 | 道しるべ
小川榮太郎著「徹底検証『森友・加計事件』
朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」(飛鳥新社)。


今日の産経新聞2017年11月26日の3頁目綜合欄に
この著者のインタビュー記事がありました。
題して『朝日、常軌逸した恫喝』。

そこからすこし引用。

「朝日新聞の申入書はトンチンカンなもので、あきれました。
広報部から私という個人に、大新聞・大企業がいきなり
損害賠償まで要求してくるのは、完全に恫喝ですよね。」

「私は朝日報道を虚偽や捏造と決めつけているのではなく、
一冊の本で論証しているのです。
朝日は抗議や賠償請求ではなく、私の論証が破綻している
ことを証明すべきです。・・・」

「朝日は慰安婦報道や東京電力福島第一原発事故をめぐる
『吉田調書』報道の反省がありません。・・・」


月刊「Hanada」2018年1月号には、
その小川榮太郎氏と元朝日新聞記者長谷川熙氏の対談
「森友・加計報道は朝日新聞の言論テロ」。

まず長谷川さんがこう語っておられます。

「この春から勃発した、
『安倍政権潰し』を狙ったと言う他ない
一種の虚報について、小川さんは
『単なる政権批判の域を超えた、一種のテロである』
とみていらっしゃる。私も全く同感です。・・・
これは間違いなく言葉でのそれでしょう。」(p72)


「若い人が朝日新聞の論調を嗤っているとしても、
視聴者数や投票行為に置き換えれば、全体の20%が限界です。
ネットも見ず、情報源は朝日新聞とワイドショーだけ、
という高齢者層は、若年層よりも積極的に投票行動を行う。
・・・
アカデミズムやメディアなど、発信源の主流派においては
完全に人事利権を押さえられている。
その危機が表面化したことこそが、
朝日新聞の『モリカケ』報道です。・・・
これは安倍政権の特段の力量があったからこの程度で済んで
いるだけで、一枚皮を剥げば、恐ろしいまでに
わが国のデモクラシーは脆弱化している。
ここに対する感度が鈍ってしまうと・・」


はい、現在の韓国市民が、数年先の
日本の未来を見せてくれているのだろうなあ。
この対談の最後の方で小川氏は
こう語っておられました。

小川】 ・・『彼ら』はすでに朝日新聞という
メディアを持ち、テレビ局というマイクを手にしている。
朝日新聞が言挙げした『ウソ』が、
マイクによって全体に浸透していく。
このような勢力が権力を手にすれば、
それはもう完全な全体主義社会の誕生です。
虚報にマイクを持たせてはいけない。
そのウソによって、政権が国民から
石を投げられ、総理が国民に頭を下げる
ようなことがあってはならないのです。

長谷川】 全く仰るとおりですね。

小川】 これまでの日本は許し過ぎたのだと思います。
朝日新聞がどんなに偏った報道をしても、
テレビが放送法を逸脱した番組を流しても、
多少、批判を浴びる程度で済んできた。
これでは彼らが改心するはずがありません。・・・
(~p85)


本と新聞と雑誌と。
あなたなら、どれから読みますか?
それとも、
マイクを持ってはなさない、
カラオケの独演会みたいな、
朝日新聞とテレビ局との
言論の独り占めに無防備でいますか?
コメント
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