和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

朝鮮の銅像事情。

2017-11-25 | 短文紹介
草思社の「韓国は消滅への道にある」に、
銅像について、二か所印象に残ったので、
さっそく引用しておきます。

「例えば、李承晩(イ・スンマン)大統領や
朴正煕(パク・チョンヒ)大統領など保守主義的な
指導者をいくらでも批評できる。
感情的な非難であっても、根拠なき悪口雑言
であっても限りなく許される。
ところが、大韓民国の建国に反対して
北朝鮮の金日成(キム・イルソン)と組み、
ライバルの李承晩に反抗した元上海臨時政府主席の
金九(キム・ク)に対する非難や批評はタブーだ。
李承晩の銅像はないが、
金九の雅号の『白凡(ペクポム』をとった
通りの名、銅像はいたるところにある。
金大中大統領や彼の出身地である
全羅道に対する批判的な言説も禁忌事項だ。」
(p6)

「北朝鮮に三万基ある金日成の銅像」(p60)


うん。日本の自民党への批評はどのようにもできる。
という、朝日新聞の妙な自信の源は、ここでしょうか。
「日本死ね」は、喜々として新聞掲載して、
「朝日新聞死ね」は、タブー扱いされる
黒塗り仮面的な言論の自由の使者。

ああ、そうそう
「韓国は消滅への道にある」に
こんな箇所がありました。

「反朴デモ隊のなかには、
民労総、朴政権によって解散させられた
統合進歩党の旗も揺らいでいた。・・・
そしてなんと日本共産党や労組の旗も
かいま見られる。」(p137~138)

そうそう、
「韓国は消滅への道にある」は、
「朝日新聞は消滅への道にある」
という深読みもできると思うのですが、
こればかりは、読まない人には分からないですよね。

慰安婦像乱立の背景の説明には、ぜひとも、
韓国の深層心理に妙な自信を埋め込んでしまった
朝日新聞の特筆すべき貢献を明記すべきではないのか。

責任なき、言論の自由の垂れ流しは、
これからも、何度でも続くという覚悟。
それゆえに、朝日新聞を叩き台にして、
見定める言論の自由のゆくえ。
強烈な韓国のタブーに感染しない免疫づくり。
新聞見出しを信じる前に、
うがい、手洗い忘れずに。
コメント
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