産経新聞8月6日(土曜日)
「花田紀凱(かずよし)の週刊誌ウォッチング」を見たら、
こんな箇所。
「 『週刊ポスト』(8・12)は『菅直人と朝日新聞の薄気味悪い「交響曲(シンフォニー)」』。【時の首相にここまで肩入れしたら、それはジャーナリズムの矩を踰える】ことを詳細、かつみごとに論証している。必読。
『週刊現代』(8・13)宮崎正弘さん(ジャーナリスト)の「『日本をなめてる』中国新幹線」は好レポート。 」
とある。
うん。それじゃ、読んでみましょ。ということで週刊誌二冊を買ってみました。
うんうん。朝日新聞の薄気味悪さは、毎回きちんと、とりあげなければ、いけません。むろん、きりがないのですが、毎回やる必要あり。とかく、もう朝日新聞はどうしようもないと、放り出したくなるのですが、そこはそれ、粘り腰が肝心。
さてっと、宮崎正弘氏の文が、基本の箇所を押さえており、収穫あり。
たとえば、
「実際は、日本のあるメーカーが『250km平均で走ること』を条件に車両を提供したのだが、中国はそれを基に模倣車両を大量生産したあげく、330kmで試走した。約束が違うとして、日中間では揉めに揉め、『270km以上のスピードで事故がおきても、日本側は関知しない。責任をとらない』とする確約書をとった。そういう経緯がある。
それなのに中国は日本のメーカーをあざ笑うかのように、今後、米国で技術特許を申請すると豪語し、『なんなら日本にも技術提供してやろうか?』と発言したのだから、恐れ入る。」
うん。朝日新聞と中国。
どちらも、恐れ入るのでした。
宮崎氏は、ちゃんと乗車しているのですから、読み甲斐があります。
「さて、今年3月に、事故のあった区間を筆者が乗車したときのことを書こう。上海虹橋駅から杭州へ向かう新幹線は昨年秋に開通、200kmほどの距離を僅か47分でぶっとばす。この区間の最高時速は330kmほどで、最高時速になったときは、車体の揺れがとにかく激しい。途中、上海と杭州湾をまたぐ35kmの鉄橋(世界最長)を眺め、寧波の手前から新幹線は南へカーブする。・・・トンネル内でも247kmの超スピードで走行するものだから、耳が痛い。台州駅通過時は236km。ガタガタと揺れ、メモをとる手も震えるほどだ。」
「事故現場から5kmの温州新幹線駅に降りてみた。・・・・実は、福井県鯖江の眼鏡企業が温州から誘致され、親切にも機械設備を持ち込んで工場を開き、中国人にノウハウと技術を教えたという経緯がある。やがて彼らは独立して、半額で眼鏡をつくり日本の顧客を奪った。そのため鯖江の眼鏡産業は大打撃を受けた。そういう阿漕(あこぎ)なビジネスを展開するのが温州人である。」
うん。このレポート、読めてよかった。
「花田紀凱(かずよし)の週刊誌ウォッチング」を見たら、
こんな箇所。
「 『週刊ポスト』(8・12)は『菅直人と朝日新聞の薄気味悪い「交響曲(シンフォニー)」』。【時の首相にここまで肩入れしたら、それはジャーナリズムの矩を踰える】ことを詳細、かつみごとに論証している。必読。
『週刊現代』(8・13)宮崎正弘さん(ジャーナリスト)の「『日本をなめてる』中国新幹線」は好レポート。 」
とある。
うん。それじゃ、読んでみましょ。ということで週刊誌二冊を買ってみました。
うんうん。朝日新聞の薄気味悪さは、毎回きちんと、とりあげなければ、いけません。むろん、きりがないのですが、毎回やる必要あり。とかく、もう朝日新聞はどうしようもないと、放り出したくなるのですが、そこはそれ、粘り腰が肝心。
さてっと、宮崎正弘氏の文が、基本の箇所を押さえており、収穫あり。
たとえば、
「実際は、日本のあるメーカーが『250km平均で走ること』を条件に車両を提供したのだが、中国はそれを基に模倣車両を大量生産したあげく、330kmで試走した。約束が違うとして、日中間では揉めに揉め、『270km以上のスピードで事故がおきても、日本側は関知しない。責任をとらない』とする確約書をとった。そういう経緯がある。
それなのに中国は日本のメーカーをあざ笑うかのように、今後、米国で技術特許を申請すると豪語し、『なんなら日本にも技術提供してやろうか?』と発言したのだから、恐れ入る。」
うん。朝日新聞と中国。
どちらも、恐れ入るのでした。
宮崎氏は、ちゃんと乗車しているのですから、読み甲斐があります。
「さて、今年3月に、事故のあった区間を筆者が乗車したときのことを書こう。上海虹橋駅から杭州へ向かう新幹線は昨年秋に開通、200kmほどの距離を僅か47分でぶっとばす。この区間の最高時速は330kmほどで、最高時速になったときは、車体の揺れがとにかく激しい。途中、上海と杭州湾をまたぐ35kmの鉄橋(世界最長)を眺め、寧波の手前から新幹線は南へカーブする。・・・トンネル内でも247kmの超スピードで走行するものだから、耳が痛い。台州駅通過時は236km。ガタガタと揺れ、メモをとる手も震えるほどだ。」
「事故現場から5kmの温州新幹線駅に降りてみた。・・・・実は、福井県鯖江の眼鏡企業が温州から誘致され、親切にも機械設備を持ち込んで工場を開き、中国人にノウハウと技術を教えたという経緯がある。やがて彼らは独立して、半額で眼鏡をつくり日本の顧客を奪った。そのため鯖江の眼鏡産業は大打撃を受けた。そういう阿漕(あこぎ)なビジネスを展開するのが温州人である。」
うん。このレポート、読めてよかった。
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