忘れそうなんだけど、ここは、忘れたくはない箇所。
牛山剛著「夏がくれば思い出す 評伝中田喜直」(新潮社・2009年)。
この本の最後の方にありました。
中田喜直と倉本裕基の二人を語った箇所でした。
「この二人に、音楽以外で共通していたのは、
ダジャレが大好きだったことである。
中田に言わせると『 ダジャレの出ない作曲家はダメ 』。
頭が柔らかくて、ユーモアがあって、音や言葉など
すべてに敏感でないと、いい音楽が作れないということだろう。
その点、『倉本さんのダジャレは高尚で素晴らしい』と幸子は言う。」
( p257~258 )
うん。すぐに思い浮かんだのは、
この本の著者牛山剛氏の経歴でした。
『 テレビ朝日の音楽プロデューサーとして
【 題名のない音楽会 】などを制作 』とあります。
はい。【題名のない音楽会】という題名をつけるセンス。
これ【高尚なダジャレ】と言わなくてなんとしましょう。
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