和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

小口けずり。

2012-04-18 | 本棚並べ
この頃、
小さなダンボール箱に、数冊の本を入れておくようになりました。
本を読まないと、そんなことをしてます(笑)。
今日は本を読まないので、
最近のパソコンデスクに置いてあるダンボール箱の中身紹介。

 「丁丁発止」梅棹忠夫・鶴見俊輔・河合隼雄鼎談(かもがわ出版)
 「禮節」石原吉郎詩集(サンリオ出版)
 「日本を、信じる」瀬戸内寂聴・ドナルド・キーン(中央公論新社)
 「3・11から一年 100人の作家の言葉」(文芸春秋3月臨時増刊号)
 「敗戦日記」高見順著(文芸春秋)
 「揺れる大地に立って」曽野綾子著(扶桑社)
 「なみだふるはな」石牟礼道子・藤原新也対談(河出書房新社)


うん。この箱の本たちを補助線でむすびつけたいのでした。

ちなみに、
高見順著「敗戦日記」の単行本は、ネット古本屋で購入。

 往来舎(山口県山陽小野田市)
 500円+送料150円=650円

これが、面白いほどの線引きあり。
おかげで、まずは、その線引き箇所をパラパラとめくりました。
函入りだったのですが、けっこうな臭いもします。
本の天と地と小口に古いしみが出ており、
そんなことは、あんまり気にしないほうなのですが、
この本は、そんな私でも気になります。

今日、ハンドサンダーという
凹円曲部を紙やすりで削る道具があったので買ってきました。
説明に「平面・曲面の研磨が一丁でOK」
「ペーパーはマジックテープ付きなので取り替え簡単」
とあります。木製品の修理・面取り、木材の仕上げ加工に
使う道具らしいのですが、
本の小口のシミを削り取るのにもつかえそうです。
これが、1180円。うん。古本より高いけど。
おかげで、使ってみるとシミを削ることができました。
古本臭はそのままですが、
見た目は、それなりに、きれいになりました。



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