ネット古書店で検索してみると、
見城徹氏の著作の安いのがあり、さっそく注文。
見城徹著「編集者という病」(太田出版)
うん。きれいな古本です。
古本屋は「ろめろすぺしゃる」(東京都武蔵村山市)
先払いでした。
単行本190円+送料300円=490円なり。
まあ、とにかく本棚へ。
たしかあったはずの文庫本を家の段ボール箱に探していると、探し本は見つからずに、ああ、そういえば、という本が出てきました。
なだいなだ著「江戸狂歌」(岩波書店・「古典を読む」24)
出久根達郎著「日本人の美風」(新潮新書)を読んで、狂歌をいつか読まなければと思って、そのままになっていたのを思い出し、この「江戸狂歌」を読了。ご自身の同人誌を始めた頃の経験を踏まえながらの江戸狂歌の盛衰史を、ところどころに狂歌を織り交ぜながらたどってゆくので、さらりと読めて、しかも読みごたえのある充実感が味わえました。
うん。一箇所だけ引用。
「彼らを見ると、ぼくはどうしても、同人雑誌を出すために集まった若い頃の仲間のことを思わずにいられない。何とおびただしい情熱が空費されていただろう。効率から考えれば、エネルギーを仕事に変えられず、熱にして逃がしてしまう出来の悪い内燃機関のようなものだった。そんなぼくたちの青春の馬鹿騒ぎに、彼らの姿が重なり合ってしまうのだ。」(p152~153)
見城徹氏の著作の安いのがあり、さっそく注文。
見城徹著「編集者という病」(太田出版)
うん。きれいな古本です。
古本屋は「ろめろすぺしゃる」(東京都武蔵村山市)
先払いでした。
単行本190円+送料300円=490円なり。
まあ、とにかく本棚へ。
たしかあったはずの文庫本を家の段ボール箱に探していると、探し本は見つからずに、ああ、そういえば、という本が出てきました。
なだいなだ著「江戸狂歌」(岩波書店・「古典を読む」24)
出久根達郎著「日本人の美風」(新潮新書)を読んで、狂歌をいつか読まなければと思って、そのままになっていたのを思い出し、この「江戸狂歌」を読了。ご自身の同人誌を始めた頃の経験を踏まえながらの江戸狂歌の盛衰史を、ところどころに狂歌を織り交ぜながらたどってゆくので、さらりと読めて、しかも読みごたえのある充実感が味わえました。
うん。一箇所だけ引用。
「彼らを見ると、ぼくはどうしても、同人雑誌を出すために集まった若い頃の仲間のことを思わずにいられない。何とおびただしい情熱が空費されていただろう。効率から考えれば、エネルギーを仕事に変えられず、熱にして逃がしてしまう出来の悪い内燃機関のようなものだった。そんなぼくたちの青春の馬鹿騒ぎに、彼らの姿が重なり合ってしまうのだ。」(p152~153)
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