この花が本当に御坂山系の山にあるのだろうか?なにせ60数年前に三つ峠山系で見つかって以来この山系では発見されていない花である。長野県では少なくとも3ヶ所の自生地が確認されているようで、咲いていそうな環境はある程度はわかるが、どこの山に行けば見られるのか皆目見当がつかない。花探しのツアーがあったので参加させてもらうことにしたが、花を確認しているわけでは無くそれらしき花の枯れたものを発見したのが7年前だそうだ。年数も経っており、発見できる可能性は少ないと見ているが、もし出会えれば歴史的な発見となる。
メンバーはツアーリーダーの先生を含めて10人ほど、県外から来られた方がほとんどだ。しかも、山野草に関しては詳しい方ばかり、会話をしていて自分のレベルの低さがわかる。
林道を歩いて目的地に向かう。
本日探すのは広葉樹林帯の中。3つ葉が出た木が・・・? 何だか忘れました。
この木の実は・・・?? これも忘れました。
????ヨモギ。 何だったか???
ヒメキンミズヒキ。キンミズヒキはおしべが10本、これは5本。
ママコナ。ミヤマママコナとの違いは花の付け根のところに棘があるかないかだそうだ。
シモバシラはたくさんあったが、ことごとくピンボケとブレブレ。落ち着いて撮影しないとそんなもの。
ゲンノショウコかと思ったがこれはコフウロと教えていただいた。ピンボケ写真。
コフウロ。ゲンノショウコに似ているが、こちらは葉が全裂するところが異なる。
花の勉強をしながら、2時間少々かかって山頂に到着し、ここで昼食となる。休憩しながらもずっと花談義が続くが、山梨県の花以外はほとんど話題に着いて行けない。先生からこれから咲く小さな野菊が意外な場所で数年前に見つかったことなど、情報をいただくことができた。
さて、目的の花があったという場所はここから標高差にして200mほど下った尾根筋だそうで、急坂を下って目的地に到着するが・・・片側の斜面は伐採が進んでいて、以前に比べると山がだいぶ乾燥してしまっていると言う。10人、20の瞳で右、左の斜面を念入りに探すが、残念ながら目的の花は発見できなかった。
稜線で見つけたジガバチソウと思われる花の葉っぱ。来年確認に来てみよう。
同上
タカオヒゴタイ? 葉の切れ込みが少し浅いように見えるが。
標高差200mを登り返して山頂に至り、下山となる。予想していたよりもハードな花探しだった。もっとハードだったのは私の車。進入禁止の林道を強硬に昇った際に後輪が岩を踏んでパンクしてしまったのだ。下山後、スペアタイヤに履き替えて帰宅となった。
話題になったのがこの花。全体に毛が多く、葉の感じもヤマハハコとは少し様子が違う。アキノ・ハハコ・グサ(絶滅危惧種)ではないかと言うが、花が咲いてみないとわからない。
同じ花ではないかと思うが・・・? ハハコグサは春から初夏に咲くのに対してアキノハハコグサは名の如く秋に咲く。
7年の歳月が流れ、環境がだいぶ変わって絶えてしまったか、あるいは時期が少し早かったか?いずれにせよ、この山塊にそれらしき花があったことは間違い無いようで、人のあまり入らない別の尾根を探せばひょっとしたらこの幻の花に出会えるかも知れない。その花の名は カ・イ・サ・カ・ネ・ラン。いつか出会ってみたい。
メンバーはツアーリーダーの先生を含めて10人ほど、県外から来られた方がほとんどだ。しかも、山野草に関しては詳しい方ばかり、会話をしていて自分のレベルの低さがわかる。
林道を歩いて目的地に向かう。
本日探すのは広葉樹林帯の中。3つ葉が出た木が・・・? 何だか忘れました。
この木の実は・・・?? これも忘れました。
????ヨモギ。 何だったか???
ヒメキンミズヒキ。キンミズヒキはおしべが10本、これは5本。
ママコナ。ミヤマママコナとの違いは花の付け根のところに棘があるかないかだそうだ。
シモバシラはたくさんあったが、ことごとくピンボケとブレブレ。落ち着いて撮影しないとそんなもの。
ゲンノショウコかと思ったがこれはコフウロと教えていただいた。ピンボケ写真。
コフウロ。ゲンノショウコに似ているが、こちらは葉が全裂するところが異なる。
花の勉強をしながら、2時間少々かかって山頂に到着し、ここで昼食となる。休憩しながらもずっと花談義が続くが、山梨県の花以外はほとんど話題に着いて行けない。先生からこれから咲く小さな野菊が意外な場所で数年前に見つかったことなど、情報をいただくことができた。
さて、目的の花があったという場所はここから標高差にして200mほど下った尾根筋だそうで、急坂を下って目的地に到着するが・・・片側の斜面は伐採が進んでいて、以前に比べると山がだいぶ乾燥してしまっていると言う。10人、20の瞳で右、左の斜面を念入りに探すが、残念ながら目的の花は発見できなかった。
稜線で見つけたジガバチソウと思われる花の葉っぱ。来年確認に来てみよう。
同上
タカオヒゴタイ? 葉の切れ込みが少し浅いように見えるが。
標高差200mを登り返して山頂に至り、下山となる。予想していたよりもハードな花探しだった。もっとハードだったのは私の車。進入禁止の林道を強硬に昇った際に後輪が岩を踏んでパンクしてしまったのだ。下山後、スペアタイヤに履き替えて帰宅となった。
話題になったのがこの花。全体に毛が多く、葉の感じもヤマハハコとは少し様子が違う。アキノ・ハハコ・グサ(絶滅危惧種)ではないかと言うが、花が咲いてみないとわからない。
同じ花ではないかと思うが・・・? ハハコグサは春から初夏に咲くのに対してアキノハハコグサは名の如く秋に咲く。
7年の歳月が流れ、環境がだいぶ変わって絶えてしまったか、あるいは時期が少し早かったか?いずれにせよ、この山塊にそれらしき花があったことは間違い無いようで、人のあまり入らない別の尾根を探せばひょっとしたらこの幻の花に出会えるかも知れない。その花の名は カ・イ・サ・カ・ネ・ラン。いつか出会ってみたい。