昨年沢を登ってようやく出会えたその花は、既に時期が遅く痛んでしまっていた。今年こそは・・・しかし、急登の沢を登る元気と勇気は無く、昨年は見つけられなかった尾根筋で探すことにする。おそらくはこの山に精通したあの方が登って来られるはずだ。9時半ごろに探し物がありそうな場所で合流する計算で、朝6時15分に登り始める。
何度も登っている山だが、なにせ急登の連続の山、最近標高差700mほどの山しか登っていない私にはかなり堪えるだろう思っていたのだが、この日は比較的体調良く、ピッチこそ遅いもののあまり疲れずに登れる。滝を見ながら一休みして先に進むと、7時半ごろ後から登って来られた方に声をかけられた。この山の番人、ミスターKさんだ。既に2,000回の登頂を果たしたおられるこの方は、登山ルートのみならずバリアンスルートやそこに咲く花についても精通しておられる。予想よりもだいぶ早く登って来られ、いろいろと情報を聞きながらジン・バイ・ソウがまだ咲き残っているというのでその場所まで案内していただいた。御坂山塊のジン・バイ・ソウは今年夏の暑さに耐えられず開花する前に立ち枯れしてしまった。こちらも今年は花があまり咲かなかったとのことだ。

咲き残っていたシデシャジン。昨年よりも少ない。

ツリフネソウはしっとり朝露に濡れていた。

まだ咲いていないが、キッコウハグマがこの山にもあった。

滝を見下ろす。

トモエシオガマ?と思っていたが、これはハンカイシオガマと教えていただいた。

咲き残っていたジンバイソウ。

ジンバイソウの花。別角度からも撮りたかったが、周りには葉がたくさん出ており、踏んでは申し訳ないのでこの角度のみ。
ミスターKさんとはここでお別れ。だが、本命の花を探している頃にきっとまた出くわすことになるのだろう。登山道脇を覗き込みながら、後続の登山者にはことごとく追い抜かれながら、ほぼ予定時間の9時過ぎ、本命の花が咲くと聞いた場所に到着した。岩の上を覗き込んでみると、容易にその花に出会うことができた。その花の名前はクサノ・オウ・バ・ノギク。米粒のような小さな可愛らしい花で、不規則に切れ込んだ葉っぱが特徴の花だ。さらにその奥を覗き込んでみると、想像していた以上にたくさん咲いていた。しかもちょうど見頃だ。

苔の生えた岩の上にひっそりと・・・

ちょうど見頃です。

と思ったら、ひっそりどころでは無い、どっさりと固まって咲いていました。

葉っぱの形が面白い、クサノ・オウ・バ・ノギク。 小さな可愛らしい花。

昨年の沢の源頭で見たものよりもこちらのほうがたくさんある。

先日初めて見たコフウロがこちらの山にもあった。こちらのほうが遥かに山に咲く花の雰囲気が出ている。

エクステンションチューブ装着して接写。紫色のおしべと赤いめしべがアクセントになっていてとても綺麗な花。
撮影していると、予想通りミスターKさんが早くも下山してきた。他ルートの情報やバリアンスルートの情報もいただき、この日は山頂に行かずバリアンスルートを下りてみることにする。両側に谷があるその尾根は、谷の源頭に下りるとひょっとしたらノギクがあるかもしれない。そしてイワシャジンも。

出会えました。イワシャジン。

テープのついた尾根から外れて沢の源頭に下りてみるが・・・ノギクは見つからず。
急斜面のバリアンスルートは直下りで早いものの、傾斜がきつく少し膝に堪えた。右側に見える沢に何度か下りてみたが、残念ながらクサノ・オウバ・ノギクには出会えなかった。
大きな沢筋まで下りたところで、もうひとつのお目当ての花が咲く場所に行ってみた。こちらもちょうど見頃。昨年よりは若干花数が少ないように見えるのだが、元気に咲いている。心安らぐ黄色い花、スルガ・ジョウ・ロウ・ホトト・ギス。

岩肌から垂れ下がるように咲く黄色い花。

岩肌を見上げる。

こちらもちょうど見頃。 スルガ・ジョウ・ロウ・ホト・トギス。

下から失礼。

風に揺れる

沢に垂れ込んで咲くその姿がたまらなく美しい。

沢沿いに咲いていたテバコモミジガサ。
今年はちょうど見頃の時期に出会えたクサノ・オウ・バ・ノギク。情報を提供していただいたミスターKさん、そして何度も下見に行ってくれたうーさんに感謝したい。
何度も登っている山だが、なにせ急登の連続の山、最近標高差700mほどの山しか登っていない私にはかなり堪えるだろう思っていたのだが、この日は比較的体調良く、ピッチこそ遅いもののあまり疲れずに登れる。滝を見ながら一休みして先に進むと、7時半ごろ後から登って来られた方に声をかけられた。この山の番人、ミスターKさんだ。既に2,000回の登頂を果たしたおられるこの方は、登山ルートのみならずバリアンスルートやそこに咲く花についても精通しておられる。予想よりもだいぶ早く登って来られ、いろいろと情報を聞きながらジン・バイ・ソウがまだ咲き残っているというのでその場所まで案内していただいた。御坂山塊のジン・バイ・ソウは今年夏の暑さに耐えられず開花する前に立ち枯れしてしまった。こちらも今年は花があまり咲かなかったとのことだ。

咲き残っていたシデシャジン。昨年よりも少ない。

ツリフネソウはしっとり朝露に濡れていた。

まだ咲いていないが、キッコウハグマがこの山にもあった。

滝を見下ろす。

トモエシオガマ?と思っていたが、これはハンカイシオガマと教えていただいた。

咲き残っていたジンバイソウ。

ジンバイソウの花。別角度からも撮りたかったが、周りには葉がたくさん出ており、踏んでは申し訳ないのでこの角度のみ。
ミスターKさんとはここでお別れ。だが、本命の花を探している頃にきっとまた出くわすことになるのだろう。登山道脇を覗き込みながら、後続の登山者にはことごとく追い抜かれながら、ほぼ予定時間の9時過ぎ、本命の花が咲くと聞いた場所に到着した。岩の上を覗き込んでみると、容易にその花に出会うことができた。その花の名前はクサノ・オウ・バ・ノギク。米粒のような小さな可愛らしい花で、不規則に切れ込んだ葉っぱが特徴の花だ。さらにその奥を覗き込んでみると、想像していた以上にたくさん咲いていた。しかもちょうど見頃だ。

苔の生えた岩の上にひっそりと・・・

ちょうど見頃です。

と思ったら、ひっそりどころでは無い、どっさりと固まって咲いていました。

葉っぱの形が面白い、クサノ・オウ・バ・ノギク。 小さな可愛らしい花。

昨年の沢の源頭で見たものよりもこちらのほうがたくさんある。

先日初めて見たコフウロがこちらの山にもあった。こちらのほうが遥かに山に咲く花の雰囲気が出ている。

エクステンションチューブ装着して接写。紫色のおしべと赤いめしべがアクセントになっていてとても綺麗な花。
撮影していると、予想通りミスターKさんが早くも下山してきた。他ルートの情報やバリアンスルートの情報もいただき、この日は山頂に行かずバリアンスルートを下りてみることにする。両側に谷があるその尾根は、谷の源頭に下りるとひょっとしたらノギクがあるかもしれない。そしてイワシャジンも。

出会えました。イワシャジン。

テープのついた尾根から外れて沢の源頭に下りてみるが・・・ノギクは見つからず。
急斜面のバリアンスルートは直下りで早いものの、傾斜がきつく少し膝に堪えた。右側に見える沢に何度か下りてみたが、残念ながらクサノ・オウバ・ノギクには出会えなかった。
大きな沢筋まで下りたところで、もうひとつのお目当ての花が咲く場所に行ってみた。こちらもちょうど見頃。昨年よりは若干花数が少ないように見えるのだが、元気に咲いている。心安らぐ黄色い花、スルガ・ジョウ・ロウ・ホトト・ギス。

岩肌から垂れ下がるように咲く黄色い花。

岩肌を見上げる。

こちらもちょうど見頃。 スルガ・ジョウ・ロウ・ホト・トギス。

下から失礼。

風に揺れる

沢に垂れ込んで咲くその姿がたまらなく美しい。

沢沿いに咲いていたテバコモミジガサ。
今年はちょうど見頃の時期に出会えたクサノ・オウ・バ・ノギク。情報を提供していただいたミスターKさん、そして何度も下見に行ってくれたうーさんに感謝したい。