長野県との県境の山で昨年花見隊のメンバーがホザキの一ッ葉ランを探してきた。そして先日2株が開花しているとの連絡を受けた。週末の予定は既に数週間先までいっぱいなので、たまった書類書きを夜に回して時間を空けて見に行ってみることにした。道は明瞭(なはず)なので、下山は日没後になっても大丈夫(のはず)だ。
笹薮の登山道。ところどころに草地があって、そのあたりに咲いているはずだが・・・
見つかったのはクモキリソウ。この季節で満開のクモキリにお目にかかれるとは思わなかった。
ナデシコ(カワラナデシコ)
ススキ野原の中に咲いていたアヤメ
草むらに咲いていた白い花
ミズチドリ。
初見では無いと思うが、花に興味を持つようになってからじっくりと見るのは初めてだ。
草むらをかき分けて丁寧に探したつもりだったが、探し物に出会えないうちに稜線のススキ野原に抜け出てしまった。止む無し、花見隊のメンバーにメールを送り、別メンバーに電話をかけて直接聞いてみる。どうやら場所を過ぎてしまったようだが、この先にもあったらしい。時間はもう5時、この先の稜線で見つけたとしても登って来た登山道で探す頃には夕暮れになってしまい見つけるのは困難である。戻りながら再度草むらを探してみることにする。戻り始めた頃に今年の開花を確認したメンバーから電話があり、おおよその場所はわかった。そして良く探しながら歩くと、ようやく一株発見することが出来た。
草地の中でようやく発見。
緑色で草むらと一体化しており、なかなか発見できない。穂先一葉ラン。
小さな虫がたくさん付いているかのような、精巧な作りをした花。
周辺には花を付けていない葉が何枚かあった。
教えていただいた場所とは別の場所だったので、その後も草むらの中を念入りに探したが発見できたのはこの一株だけだった。既に時間が午後6時を過ぎてしまい、森の中は薄暗くなってしまい、探すのも容易では無くなってしまっていた。ヘッドライト点灯するギリギリの時間で下山した。
このホザキ一葉ランは御坂山塊やこの山塊、さらに南アルプスの山々でも見ることが出来るのだが、いずれの場所も数が少なく絶滅が心配される花である。実際に今回発見した場所もすぐ脇にあったキク科と思われる花の茎は鹿に食べられた痕跡があった。保護柵で囲う必要があるのだろうが、存在がわかってしまって盗掘の餌食になる可能性がきわめて高い。良い手立ては無いものだろうか。
笹薮の登山道。ところどころに草地があって、そのあたりに咲いているはずだが・・・
見つかったのはクモキリソウ。この季節で満開のクモキリにお目にかかれるとは思わなかった。
ナデシコ(カワラナデシコ)
ススキ野原の中に咲いていたアヤメ
草むらに咲いていた白い花
ミズチドリ。
初見では無いと思うが、花に興味を持つようになってからじっくりと見るのは初めてだ。
草むらをかき分けて丁寧に探したつもりだったが、探し物に出会えないうちに稜線のススキ野原に抜け出てしまった。止む無し、花見隊のメンバーにメールを送り、別メンバーに電話をかけて直接聞いてみる。どうやら場所を過ぎてしまったようだが、この先にもあったらしい。時間はもう5時、この先の稜線で見つけたとしても登って来た登山道で探す頃には夕暮れになってしまい見つけるのは困難である。戻りながら再度草むらを探してみることにする。戻り始めた頃に今年の開花を確認したメンバーから電話があり、おおよその場所はわかった。そして良く探しながら歩くと、ようやく一株発見することが出来た。
草地の中でようやく発見。
緑色で草むらと一体化しており、なかなか発見できない。穂先一葉ラン。
小さな虫がたくさん付いているかのような、精巧な作りをした花。
周辺には花を付けていない葉が何枚かあった。
教えていただいた場所とは別の場所だったので、その後も草むらの中を念入りに探したが発見できたのはこの一株だけだった。既に時間が午後6時を過ぎてしまい、森の中は薄暗くなってしまい、探すのも容易では無くなってしまっていた。ヘッドライト点灯するギリギリの時間で下山した。
このホザキ一葉ランは御坂山塊やこの山塊、さらに南アルプスの山々でも見ることが出来るのだが、いずれの場所も数が少なく絶滅が心配される花である。実際に今回発見した場所もすぐ脇にあったキク科と思われる花の茎は鹿に食べられた痕跡があった。保護柵で囲う必要があるのだろうが、存在がわかってしまって盗掘の餌食になる可能性がきわめて高い。良い手立ては無いものだろうか。