前日の3月11日は午後から北杜市の八ヶ岳やまびこホールで花谷泰広さんの講演会があった。この日の夕方は朝霧高原のパール富士が撮影できる日だったので、講演終了後展示写真の撤収はるたんさんにお任せして朝霧高原に移動する。北杜市からは見えていた富士山だったが、朝霧高原に近付くにつれて雲が多くなり、朝霧高原道の駅に到着した頃は山頂がわずかに見えるのみ、さらに撮影現地に到着した頃には完全に黒い雲に巻かれてしまい、とうとう月の姿さえ見ることなく撮影時間を過ぎてしまう。1カットもシャッターを切ることなく、翌朝の撮影地葉山に向かう。新東名高速道路に乗り、足柄サービスエリアで夕食をとる。ここで同行するsanaeさんご夫婦と作戦会議、このまま葉山まで行くか、それとも途中のサービスエリアで寝るか。アナウンスが入り聞くと、厚木サービスエリアから横浜の区間が本日午後9時から明朝6時まで工事のため完全通行止めになるそうで、それに伴った渋滞が発生しているようだ。トシちゃんがいろいろと調べてくれて、圏央道が藤沢まで繋がったそうでそれを使えば海老名から圏央道を使って藤沢まで行き、下道で葉山まで行けるとのこと、ならばこのまま足柄サービスエリアで寝ようということで話が決まり、8時過ぎにはさっさと車中泊することになる。
翌朝起きたのは未明2時半、3時に出発する。4時過ぎに葉山アリーナに到着すると、港の脇にある道沿いは車がたくさん止まっていた。撮影に来た人たちがいっぱいだと思っていたのだが、後にわかったことだがこの車は皆釣り客の人たちで、港の駐車場ゲートが開くのを待っているところだった。我らはコインパーキングに止めて撮影地を探すが良い場所が見つからない。予定していた葉山アリーナの堤防は入り口のゲートが閉鎖されており、開門は朝5時と書かれていた。5時前に開門したので事情を話して中に入れさせてもらったが、今度は堤防に昇るゲートが閉ざされており、こちらは8時半まで開かないらしい。つまり、パール富士の時間には堤防には入れないということだ。
あきらめて別の場所を探すとヘッドライトの明かりがちらほらと見える場所があった。そちらに行ってみると砂浜の小さな海岸があり、カメラマンが一人三脚を構えてスタンバイしていた。その近くに入れさせてもらって三脚をセットするが雲がかかっていて富士山は全く見えない。しかしライブカメラ映像を見ると山中湖、本栖湖、河口湖とも霞はかかっているものの富士山は見えている。あと10~20分ほどでパール富士の時間を迎える。ここで待つことにする。
午前5時17分、一時だけ雲間から月が現われた。予想はしていたのだが、三浦半島まで距離を離すと水平線に近い月はオレンジ色に見える。
見えている島は江の島。
5時25分、そろそろ富士山頂にかかった月が裾野に沈んで行く時間。全く見えない。
このあたりに富士山が居るはずだが・・・
もうすぐ夜明け。もう月は水平線に沈んでいる頃。
夜明け近くまで待ったが残念ながら富士山は姿を見ることが出来なかった。残念。しかし、葉山アリーナ周辺の撮影地はある程度ではあるが確認することが出来、江の島と富士山が一緒に移し込めることがわかった。距離が離れると霞が厚くなって撮影難度が高くなるが、機会があれば再挑戦だ。
カシミール3Dで見る本日の撮影地からの月の軌道と時間。一瞬月の見えた5分後に富士山山頂に月が昇っていたことになる。春霞に阻まれ残念な結果に終わる。
時間はまだ6時だ。この後ガスト山に移動して3時間の作戦会議(?)を行い、次の作戦に移る。
翌朝起きたのは未明2時半、3時に出発する。4時過ぎに葉山アリーナに到着すると、港の脇にある道沿いは車がたくさん止まっていた。撮影に来た人たちがいっぱいだと思っていたのだが、後にわかったことだがこの車は皆釣り客の人たちで、港の駐車場ゲートが開くのを待っているところだった。我らはコインパーキングに止めて撮影地を探すが良い場所が見つからない。予定していた葉山アリーナの堤防は入り口のゲートが閉鎖されており、開門は朝5時と書かれていた。5時前に開門したので事情を話して中に入れさせてもらったが、今度は堤防に昇るゲートが閉ざされており、こちらは8時半まで開かないらしい。つまり、パール富士の時間には堤防には入れないということだ。
あきらめて別の場所を探すとヘッドライトの明かりがちらほらと見える場所があった。そちらに行ってみると砂浜の小さな海岸があり、カメラマンが一人三脚を構えてスタンバイしていた。その近くに入れさせてもらって三脚をセットするが雲がかかっていて富士山は全く見えない。しかしライブカメラ映像を見ると山中湖、本栖湖、河口湖とも霞はかかっているものの富士山は見えている。あと10~20分ほどでパール富士の時間を迎える。ここで待つことにする。
午前5時17分、一時だけ雲間から月が現われた。予想はしていたのだが、三浦半島まで距離を離すと水平線に近い月はオレンジ色に見える。
見えている島は江の島。
5時25分、そろそろ富士山頂にかかった月が裾野に沈んで行く時間。全く見えない。
このあたりに富士山が居るはずだが・・・
もうすぐ夜明け。もう月は水平線に沈んでいる頃。
夜明け近くまで待ったが残念ながら富士山は姿を見ることが出来なかった。残念。しかし、葉山アリーナ周辺の撮影地はある程度ではあるが確認することが出来、江の島と富士山が一緒に移し込めることがわかった。距離が離れると霞が厚くなって撮影難度が高くなるが、機会があれば再挑戦だ。
カシミール3Dで見る本日の撮影地からの月の軌道と時間。一瞬月の見えた5分後に富士山山頂に月が昇っていたことになる。春霞に阻まれ残念な結果に終わる。
時間はまだ6時だ。この後ガスト山に移動して3時間の作戦会議(?)を行い、次の作戦に移る。