一昨年は春に葉を確認した貴重な草だが、秋には鹿に食べられたらしく消失してしまった。草をむしったり日当たりを良くしたり天然肥料を撒いたりと世話をしたつもりだったが、昨年はとうとうその葉すら姿を現すことは無くなってしまい、この「花咲じじい作戦」は赤信号が灯ってしまった。そして今年の4月、鹿の食害から保護するために登山者に場所がわかってしまうのを覚悟のうえで保護ネットを設置するに至った。果たして、その成果はどうだろうか?そろそろ葉が出る頃だ。
かつては10株以上あった登山道途中のスズムシソウは激減してしまい、風前の灯である。
それでも今年は1株だけ開花してくれた。
ヤマウツボは少し数が少ない。
この山のクワガタソウは大柄で元気が良い。
現地に到着。このテンニンソウがはびこる斜面の傍らに保護柵が設置されている。
保護ネットは破損無く立っている。
昨年は徹底的に食われたシュロソウの葉が今年は全く食害を受けていない。保護ネットは機能している。
トンボソウか何かわからないラン科らしき葉は数を増やしている。
そして目を凝らして草むらの中を探すと・・・出ている。失われた草の葉。
保護ネットの成果があったようで、昨年はお目にかかれなかったあの咲かなくなった貴重な植物の葉が今年は出てくれた。完全に失われたわけではなく、やはり食害によって食べられてしまっていたようだ。とにかく残っていてくれて良かった。花を咲かせるにはまだ遠い道のりだろうが、ひとまずは「花咲じじい作戦」の成果があったようだ。思わずガッツポーズが出てしまった。テンニンソウが生えていたので、柵の一部を解除して取り除き、周辺のテンニンソウも一部除去して撤退した。嬉しい1日になった。
かつては10株以上あった登山道途中のスズムシソウは激減してしまい、風前の灯である。
それでも今年は1株だけ開花してくれた。
ヤマウツボは少し数が少ない。
この山のクワガタソウは大柄で元気が良い。
現地に到着。このテンニンソウがはびこる斜面の傍らに保護柵が設置されている。
保護ネットは破損無く立っている。
昨年は徹底的に食われたシュロソウの葉が今年は全く食害を受けていない。保護ネットは機能している。
トンボソウか何かわからないラン科らしき葉は数を増やしている。
そして目を凝らして草むらの中を探すと・・・出ている。失われた草の葉。
保護ネットの成果があったようで、昨年はお目にかかれなかったあの咲かなくなった貴重な植物の葉が今年は出てくれた。完全に失われたわけではなく、やはり食害によって食べられてしまっていたようだ。とにかく残っていてくれて良かった。花を咲かせるにはまだ遠い道のりだろうが、ひとまずは「花咲じじい作戦」の成果があったようだ。思わずガッツポーズが出てしまった。テンニンソウが生えていたので、柵の一部を解除して取り除き、周辺のテンニンソウも一部除去して撤退した。嬉しい1日になった。