雨の少ない今年の冬は湿気を必要とするシダ類にとっては厳しい冬である。おそらくこの稀少なシダも元気が無いのではないかと思う。昨年甲府市近傍の竹林の中で見つかったマツバランを久しぶりに見に行ってみる。

石桶の中に生えたマツバラン。思っていた以上に水不足で元気が無い。

少し枯れかかっており、大きさも以前より小さくなっているように見える。

竹林の中に入ってみる。

元気とは言えないが、こちらのマツバランはまだ少しは良さそうである。

小さくて幼弱な株が多く、胞子嚢を付けている株は見当たらない。

少し大きめの株だが、胞子嚢無し。

倒れかかっている個体。

水が足りず枯れてしまっている個体もあった。

倒れているものも多数あるが、比較的元気である。

個体数もそれなりに確認出来た。
原始的なシダであるマツバランは、一時山梨県では絶滅したかと思われていたが、桜の大木に着生しているのが2ヶ所で確認され、さらにこの場所の竹林内で生育しているのが発見された。この場所は小さな個体ばかりであるが、現在確認されている中では個体数が最も多い。明日は雪の予報で、水を吸収して少しは元気を取り戻してくれることを期待したい。

石桶の中に生えたマツバラン。思っていた以上に水不足で元気が無い。

少し枯れかかっており、大きさも以前より小さくなっているように見える。

竹林の中に入ってみる。

元気とは言えないが、こちらのマツバランはまだ少しは良さそうである。

小さくて幼弱な株が多く、胞子嚢を付けている株は見当たらない。

少し大きめの株だが、胞子嚢無し。

倒れかかっている個体。

水が足りず枯れてしまっている個体もあった。

倒れているものも多数あるが、比較的元気である。

個体数もそれなりに確認出来た。
原始的なシダであるマツバランは、一時山梨県では絶滅したかと思われていたが、桜の大木に着生しているのが2ヶ所で確認され、さらにこの場所の竹林内で生育しているのが発見された。この場所は小さな個体ばかりであるが、現在確認されている中では個体数が最も多い。明日は雪の予報で、水を吸収して少しは元気を取り戻してくれることを期待したい。