早朝5時半に北岳肩の小屋を出発し、花を見ながら9時に北岳山荘に到着した。休憩して水をいただいて、これからが本日の本番、トラバース道に向かう。目的のサンプクリンドウやアカイシリンドウが咲いているはずである。それと6月下旬に訪問した際はまだ葉を展開していなかったヤツガタケシノブやイワウサギシダも見ごろになっているはずである。
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雲に浮かんでいる富士山
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この季節の北岳トラバース道を代表する花、キタダケトリカブト。
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キタダケトリカブト。葉の切れ込みが深い。
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花柄に生えている毛は屈毛である。もしも直毛だったら、それはホソバトリカブトであろう。
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お目当てのサンプクリンドウが咲いている。
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サンプクリンドウ
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天候に恵まれて花は全開である。
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咲いているのを見るのは初めてである。
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アカイシリンドウ
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アカイシリンドウの花
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岩の隙間を覗き込んでシダを探す。やっと見つかったヤツガタケシノブ。この株しか見つからなかった。
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トガクシデンダ。小型のものばかりだった。ナヨシダとの区別がまだいまひとつである。
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タカネシダ。個体数は少なく、減っているように見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e7/d0caae7bc5bdd4b79111101dcc37dbea.jpg)
イワウサギシダ。確認できたのはこの1ヶ所のみ。
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石灰岩の隙間から生えるキタダケデンダ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/69/64e42fe303f3f210716e64c812d5b423.jpg)
キタダケデンダは、発見以来あまり変わっていないように見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c2/392591609de921715763dfb8b6117300.jpg)
たぶんヒゲハリスゲ。種が丸く無く扁平である。
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クロミノウグイスカグラ。右上に茂っているのはクロマメノキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/94/2354b4c53f0d81e9681a3f65406c5c9f.jpg)
見たかったのはこの黒紫色の実。もう少し大きい実が成るのかと思っていたがギンナンの実くらいの大きさだった。
見たかったサンプクリンドウとアカイシリンドウは想定していた以上にたくさん咲いていた。しかし、もう1種類のリンドウの仲間、ヒメセンブリはまだ時期が早かったようで1株も見つからなかった。ここでもまたメンバーから大幅に遅れをとってしまう。八本歯のコルを12時に下山開始すれば最終バスには余裕で間に合うはずであるが、ほぼ予定通りの時間に通過となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/5e/4052f856bea8b9db4032289c178a2c13.jpg)
赤い実が成っていたオオヒョウタンボク
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オオヒョウタンボクの実
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少し枯れ始めたカラフトメンマと鳳凰山
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ソーラスは小羽片の葉軸と辺縁の中間あたりに付着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/57/158396ba686b1b9cc4b8c77fe7ff3440.jpg)
草を食べ尽くしてよほど食べ物が無いのか、食害に遭ったカラフトメンマ。
稜線上は涼しい風が吹いていたが大樺沢に下りてくると風が無く蒸し暑い。汗だくになって途中で水が尽きてしまい、沢の水を2度汲んで飲んだ。上流側の沢の水は雪解け水が入っているのか、冷たくてとてもおいしかった。最終バス出発の30分前に広河原バス停に到着した。メンバーの足を引っ張ってしまい申し訳なかったが、たくさんの花やシダや植物に出会えた充実した山行となった。星空も素晴らしかった。しいて言うならば、イネ科やカヤツリグサ科の植物はこの時期だと既に遅く、8月初旬がベストシーズンなのではないかと思う。来年また訪問できるならば、キタダケカニツリとリシリカニツリをしっかりと見分けてみたいと思う。
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雲に浮かんでいる富士山
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この季節の北岳トラバース道を代表する花、キタダケトリカブト。
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キタダケトリカブト。葉の切れ込みが深い。
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花柄に生えている毛は屈毛である。もしも直毛だったら、それはホソバトリカブトであろう。
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お目当てのサンプクリンドウが咲いている。
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サンプクリンドウ
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天候に恵まれて花は全開である。
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咲いているのを見るのは初めてである。
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アカイシリンドウ
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アカイシリンドウの花
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岩の隙間を覗き込んでシダを探す。やっと見つかったヤツガタケシノブ。この株しか見つからなかった。
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トガクシデンダ。小型のものばかりだった。ナヨシダとの区別がまだいまひとつである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/76/cd1c6b98ef6fb8c59256877f384bbb03.jpg)
タカネシダ。個体数は少なく、減っているように見える。
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イワウサギシダ。確認できたのはこの1ヶ所のみ。
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石灰岩の隙間から生えるキタダケデンダ。
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キタダケデンダは、発見以来あまり変わっていないように見える。
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たぶんヒゲハリスゲ。種が丸く無く扁平である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/68/38c0d47c53535a7d6be43ee3f3f13ddc.jpg)
クロミノウグイスカグラ。右上に茂っているのはクロマメノキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/94/2354b4c53f0d81e9681a3f65406c5c9f.jpg)
見たかったのはこの黒紫色の実。もう少し大きい実が成るのかと思っていたがギンナンの実くらいの大きさだった。
見たかったサンプクリンドウとアカイシリンドウは想定していた以上にたくさん咲いていた。しかし、もう1種類のリンドウの仲間、ヒメセンブリはまだ時期が早かったようで1株も見つからなかった。ここでもまたメンバーから大幅に遅れをとってしまう。八本歯のコルを12時に下山開始すれば最終バスには余裕で間に合うはずであるが、ほぼ予定通りの時間に通過となった。
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赤い実が成っていたオオヒョウタンボク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/39/bd3a15f08e58b1c5dc7240b8343eb4e1.jpg)
オオヒョウタンボクの実
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少し枯れ始めたカラフトメンマと鳳凰山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/cb/41d8b0937ef03407163a5959a6e9585a.jpg)
ソーラスは小羽片の葉軸と辺縁の中間あたりに付着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/57/158396ba686b1b9cc4b8c77fe7ff3440.jpg)
草を食べ尽くしてよほど食べ物が無いのか、食害に遭ったカラフトメンマ。
稜線上は涼しい風が吹いていたが大樺沢に下りてくると風が無く蒸し暑い。汗だくになって途中で水が尽きてしまい、沢の水を2度汲んで飲んだ。上流側の沢の水は雪解け水が入っているのか、冷たくてとてもおいしかった。最終バス出発の30分前に広河原バス停に到着した。メンバーの足を引っ張ってしまい申し訳なかったが、たくさんの花やシダや植物に出会えた充実した山行となった。星空も素晴らしかった。しいて言うならば、イネ科やカヤツリグサ科の植物はこの時期だと既に遅く、8月初旬がベストシーズンなのではないかと思う。来年また訪問できるならば、キタダケカニツリとリシリカニツリをしっかりと見分けてみたいと思う。
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