山地の林床に生育する多年草である。草丈は 50 ~ 100㎝で先端部分は蔓状、無毛または僅かに毛を生じる。葉は対生し有柄で、下部に付く葉は大きく葉身は長さ12 ~ 25㎝で卵形から広楕円形で鋭頭、先端に行くほど葉は細く小さくなる。ツル性の植物であるが通常はからみ付かない。花は葉腋につき、花冠は径 6 ~ 8㎜で5裂し、暗紫色の花を固まって付ける。果実は線状ひ針形で双生する。花期は 7 ~ 8 月。山梨県での生育地は限られており個体数は少ない。
2018年山梨県カテゴリー :絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ B 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:なし
ツルガシワ 2022年8月 丹沢・道志山系の山で撮影
ツルガシワの葉。基部の葉は大きく、先端部は尖る。
葉腋に小さな暗紫色の花を固まって付ける。
ツルガシワの花
ツルガシワの花
風通しの良い林縁を好んで生育しているようである。
先端部の葉は小さくなるか、あるいは無い。
⇒山梨県絶滅危惧のキョウチクトウ科植物一覧
➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
⇒2018年版山梨県レッドリストの植物 ~絶滅危惧ⅠB類(EN)~
2018年山梨県カテゴリー :絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ B 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:なし
ツルガシワ 2022年8月 丹沢・道志山系の山で撮影
ツルガシワの葉。基部の葉は大きく、先端部は尖る。
葉腋に小さな暗紫色の花を固まって付ける。
ツルガシワの花
ツルガシワの花
風通しの良い林縁を好んで生育しているようである。
先端部の葉は小さくなるか、あるいは無い。
⇒山梨県絶滅危惧のキョウチクトウ科植物一覧
➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
⇒2018年版山梨県レッドリストの植物 ~絶滅危惧ⅠB類(EN)~
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