雷に追われるように下山してきた八ヶ岳だが、駐車場まで下りると雲が巻いているのは山の上だけで裾野のほうはまだ青空が見えていた。これならば日没までにもう1ヶ所回れそうである。場所は離れているが、石灰岩地の岩壁に探している植物が生育しているらしいという情報を耳にした。まだ花が咲いているかどうか分からないが、急いで移動して見に行ってみることにする。

普通に見かけるが特に石灰岩地を好んで生育するオウレンシダ。群生している。

ヤマイヌワラビに似ているがちょっと違う。

小羽片の中央寄りに胞膜のある三日月型ソーラスが付着している。

カラクサイヌワラビかと思ったが鱗片の中央に茶褐色の帯が無く、これはヒロハイヌワラビではないかと思われる。

石灰岩地を好むこのシダが生えている。

イチョウシダ

赤い種になったマツバニンジン

まだ花は咲いていないが、毛が多くて花が少なく、これは石灰岩地に特産するトダイハハコとみて間違い無さそうだ。

トダイハハコ

カワラサイコは石灰岩地を好むわけでは無いがこの場所に咲いている。

見たかった植物はこれである。

花はもう散ってしまっていたが、葉の形から見てイワシモツケであろう。
石灰岩地を好むイワシモツケは山梨県では生育場所が極限られている。三ツ峠にもあるらしいのだが、おそらく岩壁の間に生育しておりロッククライミングが出来ないと見るのは難しいであろうと思われる。今年は訪問時期が遅くて花を見ることが出来なかったが、来年は確認してみたい。

普通に見かけるが特に石灰岩地を好んで生育するオウレンシダ。群生している。

ヤマイヌワラビに似ているがちょっと違う。

小羽片の中央寄りに胞膜のある三日月型ソーラスが付着している。

カラクサイヌワラビかと思ったが鱗片の中央に茶褐色の帯が無く、これはヒロハイヌワラビではないかと思われる。

石灰岩地を好むこのシダが生えている。

イチョウシダ

赤い種になったマツバニンジン

まだ花は咲いていないが、毛が多くて花が少なく、これは石灰岩地に特産するトダイハハコとみて間違い無さそうだ。

トダイハハコ

カワラサイコは石灰岩地を好むわけでは無いがこの場所に咲いている。

見たかった植物はこれである。

花はもう散ってしまっていたが、葉の形から見てイワシモツケであろう。
石灰岩地を好むイワシモツケは山梨県では生育場所が極限られている。三ツ峠にもあるらしいのだが、おそらく岩壁の間に生育しておりロッククライミングが出来ないと見るのは難しいであろうと思われる。今年は訪問時期が遅くて花を見ることが出来なかったが、来年は確認してみたい。
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