山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

南部町佐野峠のパール富士  令和2年2月9日

2020年02月11日 | 月富士
 山梨県県南部のシダを散策した最後の締めは佐野峠に移動してパール富士である。しかし問題なのは富士山頂に月が昇って来るのが日没後40~50分後のもう真っ暗になってからの時間であることだ。月の紋様を出すのは困難であるし、黄金の月にもならない。かなり難しい撮影である。そのうえ、交換電池をいつもならば3本くらい持ち歩いているのだが、シダの観察中に電池の入ったポーチの中身をぶちまけてしまい、交換電池が1個しか見つからなくなってしまった。その電池も既に赤ランプが点灯しており、もはや何カット撮れるかもおぼつかない様相である。さて、まともに撮れるのかどうか?


    こちらは電池残量十分なEos80Dで撮影した画像。


    雲が巻いて良い感じの富士山が薄赤く染まる。


    残照富士


    日没後の富士山。

 佐野峠の駐車場で残照富士を眺めた後、東側の林道を10分ほど登ってカメラを構える。佐野峠駐車場だと月が富士山山頂の右に寄ってしまうが林道を登ると真ん中あたりから出るはずだ。2台のカメラをセットして月の出を待つ。


    うっすらと月影富士が出た。


    月が現れた。


    半分ほど出た月。やはり月の出る時間が遅く富士山が暗い。


    電池切れのカメラは露出を合わせた後は良さそうなところだけを狙い撮り。


    ここで電池切れ。もう1本の電池切れの電池に変えるが・・・


    このカットを撮っただけで撮影不能となる。


    富士山頂に昇った月


    雲が光る


    月光彩雲を期待したが・・・


    ほとんど染まらずに終わる。

 やはり日没後20分以上過ぎてから現れるパール富士は撮影が難しい。剣ヶ峰に昇って来る位置で構えて、剣ヶ峰をシルエットで捉えると少しは面白いのかも知れないが、あまり良い方法は今のところ思いつかない。
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